日刊サイゾー トップ > その他  > 皇室記者が明かす雅子妃の真実

“雅子妃の代弁者”といわれる皇室ジャーナリストが明かした「皇太子妃を辞める」発言と不妊治療の真実

 2000年の皇太后逝去でのこと。この時、雅子妃は葬儀を欠席しているのだが、その背景に〈雅子妃にとって、適応障害というご病気に繋がる過去の暗い記憶となっているある出来事があった〉と同書はいう。

〈それは、この前後に、千代田側から厳しく叱責されたことだった。(中略)
「しきたりに関するやりとりならば納得がいくのですが、その時のご気分による感情的な叱責があったといいます」(宮内庁関係者)〉

 友納氏は間接的な表現をしているが、これは前後の文脈から見て、「雅子妃が皇后から理不尽で感情的な叱責を受けた」と読みとれるものだ。当時から、皇后との確執が雅子妃の病気の最大の原因と言われていたが、やはりそれは大きかったようだ。

 さらに、雅子妃を追い詰めたのが、お世継ぎのプレッシャーだった。宮内庁はなかなか懐妊しない雅子妃をことあるごとに責め立てたという。

〈ご懐妊されない原因が雅子妃の『考え方』にあると見るようになったのである。雅子妃が世継ぎの重要性を自覚していないという歪んだ話は、宮内庁の中にも広がり始めていた。〉

 97年2月には当時の宮内庁長官・鎌倉節が直接、雅子妃を説得にきたこともあったという。通常、長官といえど、皇太子夫妻から「お召し」がなければ勝手に会いに来ることなどできないのだが、鎌倉長官はその禁を破り、強引に乗り込んできた。そして部屋に入るなり、世継ぎの話を切り出したという。

「前置きもなく、いきなりお身体のことを話し始めたといいます。雅子妃殿下は羞恥心と驚きで複雑なお気持ちになったそうです。ひとりの女性が夫婦間のことなどを他人に軽々しく言えるはずがありません。雅子妃はしばらく黙ったままだったそうですが、あまりに理解がないためプライバシーについて言われたところ、結局、聞き入れてもらえないまま話は平行線に終わったと言われていました」(元東宮職)

 その後、雅子妃は流産をへて、愛子内親王を出産するのだが、男児ではなかったことで、このお世継ぎプレッシャーは止むことがなかった。

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