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週刊誌スクープ大賞

『報ステ』古舘伊知郎、『NEWS23』岸井成格降板で、日本の言論の自由はどうなる?

 私には大スクープかどうか判断しかねるが、元読者モデルのカリスマといわれたタレントの益若つばさ(30)と、10代のカリスマロッカー「SEKAI NO OWARI」のボーカル深瀬慧(30)が、「お泊まりデート&交際告白」したというフライデーの張り込みネタ。

 益若は結婚して長男をもうけたが、離婚している。深瀬のほうもきゃりーぱみゅぱみゅ(22)と交際していたが、15年夏に破局しているという。

 フライデーの直撃に、2人とも堂々と「交際は順調」と話しているから、結婚は間近かもしれない。

 山口組と神戸山口組の分裂、抗争はまだまだ予断を許さないが、アサ芸が12月13日に行われた山口組の「事始め」と神戸山口組の「納会」で披露された組の指針を紹介している。

 これがなかなか意味深長で、興味深い。まずは山口組のほうから。「有意拓道」だという。地元の関係者が読み解く。

「新指針には、『道なき道を柔軟に切り開く』という深意が込められている。分裂後の9月の定例会で司六代目が直参に配布した声明に〈道なき道を歩く〉という言葉があったが、分裂の試練を乗り越え、山口組の再生に向け進化していく覚悟を組指針としてあらためて掲げたものだろう」

 神戸山口組のほうは、「継往開来」である。

「これは、先人の事業を受け継ぎ、発展させながら未来を切り開く、との意味合いが込められている」(アサ芸)

 先人にならい、任侠道を守り、本当の山口組とは何か、これから試されるから一致団結していこうということだそうである。

 このまま膠着状態が続くのか、ドンパチが始まるのか。予断は許さないが、指針を見れば上の人たちの心構えはわかる気がする。

 今年話題になったといえば、東京五輪のエンブレム盗作問題でデザイナーの佐野研二郎氏が批判を浴びた件だった。

 またザハ・ハディッド氏がデザインした新国立競技場が予算を大幅にオーバーすると批判を浴び、新たなデザインが選ばれた。隈研吾氏(61)と大成建設による案だったが、フライデーは安倍首相と大成建設の間に「蜜月疑惑」があると指摘している。

 確かに、安倍首相の外国訪問に大成の経営トップが頻繁に同行している。フライデーが調べたところロシア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、トルコ、バーレーン、クウェート、カタール、ブラジルなど。つい最近のトルコ訪問にも大成の現会長である山内隆司氏(69)が同行しているし、13年にも大成が手がけたトルコ・ボスボラス海峡の海底開通式に安倍首相は出席している。

 トルコとは原発建設することで合意しているが、これにも大成が意欲を示しているという。

 また、14年6月に入札が行われた沖縄・名護市のキャンプ・シュワブ沿岸の仮設工事も大成が55億2,000万円で落札している。その後も岸壁新設工事を他社と共同で146億円で受注しているのだ。これほど時の首相に食い込んでいるから、今回の新国立競技場の設計案が選ばれたのではないか。ゼネコンと政治家との癒着の構造は古くて新しい問題である。ここを掘ると、意外なものが出てくるかもしれない。

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