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「ディープやオルフェを上回る“あの男”が帰ってくる」 どこよりも早い!? 2016年‐競馬展望

mo-risu.jpgモーリス(JRA公式サイト)

・2016年はアーサー王権の始まりか――古馬短距離編(1000m~1400m)

 主要G1レース◇高松宮記念、スプリンターズステークス

 昨春の高松宮記念を勝ったエアロヴェロシティは香港馬、秋のスプリンターズステークスを制したストレイトガールは昨年に引退し、今年は主役不在の群雄割拠の様相として幕を開けることになる。

 実績No.1はスプリントG1の2着が2度あるハクサンムーンだが、とにかく戦績にムラが目立つ。今年で7歳となることからも、これ以上の上積みは厳しいかもしれない。次点は今秋のスプリンターズSを2着したサクラゴスペルだが、こちらは昨年暮れの香港で12着の大敗を喫し、立て直しに時間が掛かりそうだ。そんな実績組に虎視眈々と逆転を狙っている新興勢力の筆頭がビッグアーサー。今年の短距離戦線には必ず絡んでくる馬だろう。

 ただし今の日本の短距離路線は低レベルといわれており、仮にエアロヴェロシティを筆頭とした香港勢が参戦、もしくはマイル王モーリスのスプリント挑戦プランなどがあれば、勢力図は一気に塗り替わる恐れがある。

・再びの世界制覇へマイル王に死角なし――古馬マイル編(1400m~1600m)

 主要G1レース◇安田記念、マイルチャンピオンシップ

 昨春の安田記念と秋のマイルチャンピオンシップを制しただけでなく、暮れの香港マイルも制して世界制覇。目下6連勝中であり、今年の年度代表馬の呼び名さえ聞こえるマイル王モーリス。現段階では死角らしい死角は見当たらず、来年の古馬マイル路線はモーリスが国内で走るか否かが、最初にして最大の焦点となる。

 今年の始動時期は未定だが、春のドバイ遠征が濃厚。その結果によってさらなる遠征を続けるか、日本に戻るかが決められる算段が高い。仮にモーリス不在となった場合は、マイルCSで2着だったフィエロと皐月賞馬イスラボニータの争いが中心になりそう。ただ、その場合はアルビアーノを筆頭とした、若い4歳馬に世代交代を迫られる可能性も十分にあるだろう。

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