日刊サイゾー トップ > その他  > 紅白復帰、小林幸子と芸能界圧力

ボカロの曲にニコ動的弾幕で復活…小林幸子が語る紅白への思い、芸能界のドンの圧力に耐えて

kobayashisachiko_01_151231.jpg小林プロモーション公式ウェブサイトより

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

『第66回NHK紅白歌合戦』(NHK)で4年ぶりに同番組へ戻ってきた小林幸子。歌った楽曲は「千本桜」。「千本桜」は、2011年、黒うさPがボーカロイド・初音ミクを使用して公開し、いまやボカロ文化を代表する定番曲ともなっている楽曲である。ネットユーザーの後押しで、復活を果たした小林ならではの選曲であった。

 演出も、「ラスボス」の異名、そしてオタク人気を体現するようなものだった。歌う小林の後方に小林幸子を模した巨大像が突如現れ、バックに配置されたスクリーンにはニコニコ動画風な「弾幕」が飛び交う……。

 そういう意味では、またひとつ、小林の紅白における伝説が書き換えられたといってもいいかもしれない。

 今年の紅白は、小林自身にとっても、おそらく今まで以上に感慨深いものだったのではないか。

 小林が初めて紅白に出場したのは1979年。「おもいで酒」が大ヒットし200万枚を売り上げた時のことであった。この時の衣装はシンプルな白いドレス。後につながる大掛かりな衣装とはほど遠いものだった。

 それが、後年、あのド派手な衣装を身にまといはじめ、物議をかもすようになっていく。「サンデー毎日」(毎日新聞出版)15年12月27日号掲載のインタビューで彼女はその理由をこう語っている。

〈ありがたいことに翌年も出場できましたが、なぜか初出場の時より緊張したものです。どうしようかと、3回目(81年)では衣装に白い華やかな羽根をあしらい、広げるパフォーマンスを取り入れてみた。すると、目の前のお客様も審査員の方も全員がニコッと笑顔になったんですね。「あ、これかな」と思った途端、平常心を取り戻すことができました〉

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