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ローラが「世界にたくさんいるお金がなくて勉強できない子供の役に立ちたい」 背景にある生い立ちと貧困体験

hurutachi_140715.jpgテレビ朝日『報道ステーション』HPより

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

 来年公開予定の大ヒットシリーズ映画『バイオハザードVI』でハリウッドデビューを果たすタレントのローラ。しかも重要な役どころでの出演とあり、「ローラがミラ・ジョヴォヴィッチと肩を並べる日が来るとは!」といまから注目が集まっている。

 それもそのはずだろう。ローラといえば、タモリや黒柳徹子といった大物相手でも怯まずタメ口をきく、どこまでもマイペース、あるいは礼儀知らずな人というのが世間一般のイメージだったからだ。しかし、それは一面的な評価に過ぎない。そのことがよくわかるのが、「ViVi」(講談社)1月号に掲載されたロングインタビュー(公式ウェブサイトでも公開中)だ。

 じつは、このインタビューのなかでローラは、こんな「夢」を語っている。

「事務所に入った時に社長さんに話した夢というか、最終的な目標があって――。お金がなくて勉強できない子供たちってまだ世界にたくさんいて、その気持ちは私もすごくよくわかる。自分が苦労してきた部分でもあって、私にとってはすごく現実的なことだから。そういう人たちの役に立ちたいの。ずっとその想いは変わってなくて、これからはもっと積極的にやっていきたい」

 貧しさのために勉強や進学の機会を絶たれる子どもたちの役に立ちたい──。もちろんローラは、ハリウッドのセレブ女優を気取って慈善事業を口にしはじめたわけではない。それは彼女自身が語っているように、生い立ちにかかわる問題でもある。

 ローラはバングラデシュ人の父と、日本人とロシア人のハーフである母親とのあいだに日本で生まれた。ご存じの通り、父は13年に詐欺容疑で国際指名手配され、翌年、警視庁に出頭し逮捕されたが、ローラにとって父は優しく、大好きな存在だったようだ。そしてローラは1歳でバングラデシュへ渡り、6歳で帰国するが、当時のことを前述のインタビューでこう述べている。

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