日刊サイゾー トップ > その他  > ベッキー14年前座談会の超豪華メンバー

ベッキー、上戸彩、宮崎あおい、蒼井優が14年前に語り合っていたこと そしてその後の4人の分岐点とは…

蒼井「自分の中では、女優」
上戸「女優って自分の中では大竹しのぶさんだったりして、ノッポな感じだし、タレントってのも好きじゃない。だから、ドラマに出てる人、って感じ」
ベッキー「エンターティナーか、司会もできるコメディエンヌ。新しいジャンルを作りたい」
宮崎「私は映画が好きなので、映画女優。今は違う仕事もしてるけど、いつか自分のやりたい、女優っていうところに行ければいいな、って。だから、頑張れる」

 それぞれがこの宣言通り、現在も志した道を進んでいることも感慨深いが、なかでも、興味をひくのは、宮崎と蒼井の関係だろう。というのも、ふたりはむかしから何かとライバル扱いを受けていた上に、宮崎の現在の恋人は岡田准一。蒼井は以前に岡田と交際していたという複雑な間柄だからだ。

 しかし当時のふたりは、“ライバルなんかじゃない”と否定している。

宮崎「優とオーディションでよく一緒になるよね。だけど、ライバル心はないかな。どっちが受かっても頑張って、って思う(後略)」
蒼井「周りが勝手にライバル扱いすることってない? 優は、あおいとそうなの。やめてほしいよね」
宮崎「わかる、わかる」

 恋愛が絡んでいない時期の話とはいえ、同年代だからという理由でなにかと対立を煽るのはやめてほしい、と訴えるふたり。これには上戸も「自分たちは、普通に素でいたい。仕事の友達にライバル意識を持ったことはない」と同意するのだが、ここでベッキーだけが異論をぶつ。

ベッキー「私は違ってて、同年代全員がライバルだと思ってた。デビューもしてないのに、なんで私が『アイドル探偵団』に載ってないの?って(笑)。今は、自分は自分っていう考えを持てるようになった」

 全員がライバル。しかしこのベッキーの言葉は、本心というよりも場を盛り上げようとした発言なのだろう。過剰な言葉で場を沸かせ、みんなの本音を喋りやすく……そうしたベッキーの心づかいが見えるかのようだ。また、ほかの3人が映画やテレビドラマで女優として活動するなか、ベッキーだけはテレビを主戦場に、バラエティ畑のなかにいた。しかも、グラビアを足がかりにバラエティ進出するタレントが多いなかで、バラエティ1本のベッキーは異色の存在。ある意味、女優を志すよりも孤独な闘いだったのかもしれない。

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