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「それでも科学者?」責任転嫁、敵意むき出しの小保方晴子氏“告白本”に漂う空虚感……

 覚せい剤で逮捕されたASKAが、意味不明の膨大なブログを書き、すぐに削除したことが話題になったが、新潮によれば病院で隔離されているそうである。

 その病院は、東京のJR高尾駅から車に乗っていくそうだ。駅と病院を結ぶのは専用のシャトルバスだけ。この施設は、閉鎖病棟を備えた精神科病院。

 薬の禁断症状は、相当きついようである。

「ASKAさんのように、薬物をやめてから1年以上たっても症状が続くのは明らかに“フラッシュバック”によるもの。あたかも、薬物を摂取した時と同じように負の症状に見舞われてしまうのです」(東京慈恵会医科大の柳田知司客員教授)

 では、芸能界への復帰はありうるのだろうか?

「通常、覚せい剤の1回分の使用量は0.03グラムとされます。しかも、その効果は10~24時間と他の薬物と比べても長く持続する。にもかかわらず、その3倍以上の分量を毎日3回も摂取してきたわけで、逮捕されるまで事件を起こさなかったのが不思議なほど。(中略)彼が芸能界に復帰するのは難しいと言わざるを得ません」(同)

 さて、昨年から私の友人たちが次々にがんを罹っている。今年は早々に一人が亡くなり、弔辞を読んだ。この年になれば仕方がないが、なんとかならないものかと思う。

 文春によれば、国立がん研究センター等の研究グループは1月19日、がん患者の10年後の生存率を発表したそうである。

 これまでは、5年後の生存率の統計が取られ、多くのがんの「治癒」の目安として使われてきたが、10年間追跡した調査は今回が初めてとなるようだ。

 これを見て、がんを患っている人には失礼かもしれないが、意外に生存確率が高いので、少し安心する。

 胃がんは5年生存率が70.9%→10年が69%、大腸がんは5年72.1%→10年69.8%と、それほど下がっていない。だが一方で、乳がんは5年88.7%→10年80.4%と8.3ポイントも低下している。肝臓がんは5年32.2%→10年15.3%と半減する。肺がんも5年32.2%→10年で15.3%と、数字的にも厳しい。

 やはり肝臓がん、肺がんはまだまだ「難病」のようだ。からすま和田クリニック院長の和田洋巳医師が、こう語る。

「肺がんの中でも、特に発見と治療が難しいのは『小細胞がん』です。タバコの影響が関係するがんで、男性の罹患者が多く、非常に進行が早いという特徴があります。前年の検診で何もなかったと安心しても、半年たってがんが見つかるようなケースも珍しくない。つまり、肺がん治療はそれだけ困難だということです。喫煙者は咳が多少出るなどの自覚症状はあってもあまり気にしない人が多いですが、十分に気をつけるべきです」

 私の友人は肺がんだが、昨年暮れから肺がんに新薬が使えるようになったそうだ。劇的に効いてくれることを祈っている。

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