日刊サイゾー トップ > その他  > レディー・ガガ、自身の曲で過去の傷を癒す

レディー・ガガ、自身の曲で過去の傷を癒す

レディー・ガガは自身の楽曲『ティル・イット・ハプンズ・トゥ・ユー』で過去のレイプ体験を思い出すことになったが、その反面その傷を癒す手助けになったともいう。アメリカの大学にはびこるレイプ犯罪を追ったドキュメンタリー映画『ザ・ハンティング・グラウンド』のために同曲をダイアン・ウォーレンと共に作曲したガガは、アカデミー賞歌曲賞にもノミネートされたこの曲を書いている間に19歳の時に自分自身に起きた辛いレイプ体験を思い出すことにもなったとデッドラインのインタビューの中で語る。「ダイアンとこの曲を作ることで昔の嫌な記憶を思い出すことになったわ。良くなってきているのだけど、これは怪我のようなものなの。完全に治るまでにはひび割れたり、ぐちゃぐちゃになったりするものなのよ。ダイアンとじゃなければこんなこと一生しなかったと思うわ。自分自身に向き合うこともできなかったと思うし、誰かの曲を歌うことなんてなかったと思うの。私の中のやらなければならなかった大切な何かだったんだわ」

その一方でアカデミー賞にノミネートされたことで重要な問題により焦点が当てられることを喜んでいるガガは「みんな『わあ、アカデミー賞のノミネート作品なんだ』っていうの。私にとってはそれだけの事じゃないのよ。もちろんクールなことだけど、アカデミー賞はこの曲をノミネートすることでこの問題のこともノミネートしたってことなの。だから今、この問題についてメディアがとりあげることによって、みんながこの問題を口に出すことができるようになると願っているわ。もっとたくさんの人たちにこの問題を伝えることができるはずよ。アカデミー賞のような団体が『私たちはあなたのことを大切に思っているよ』と言ってくれればね。だからこのノミネートはただ私とダイアンへのメッセージではなくて、この曲を聴いてくれた人や、同じような問題を経験した人たちへのメッセージなのよ」と続けていた。

最終更新:2016/02/26 09:45
ページ上部へ戻る
トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

小池百合子都知事周辺で風雲急!

今週の注目記事・第1位「小池百合子元側近小島敏...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真