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Jリーグ開幕戦でまた“幻のゴール”も、本当の問題は旧態依然のJFA審判部か

 Jリーグの試合も担当した経験のある1級審判員が、飲酒後に車を運転して人身事故を起こし、逮捕されたのだ。だが、その審判員が誰なのかは公表されていない。日刊スポーツの取材によると、刑事罰が確定していないことや、事故を起こした審判員が受ける社会的制裁を考慮し「名前まで出すのは、あまりにも酷だ」(JFA丸山高人コミュニケーション部長)とのこと。上川徹審判委員長も「調べるとわかってしまうので、J1、J2、J3、JFLのどのカテゴリーを裁く審判員かも言えません」の一点張りだったという。しかし、選手が逮捕された場合、解雇され、名前も公表される。なぜ審判部は、甘い裁定を下したのだろうか?

「審判部はクローズな体質なんです。たとえば、現役のトップレベルの審判員たちは、誤審があれば認めたいし、それをメディアの前で話す覚悟もある。でも、審判部がそれをさせない。今の審判部の上層部は、古い日本社会そのものです。新しい血が入っていないから、昔の感覚で物事を進めてしまう。上川さんが委員長になって多少はオープンになったが、まだまだ足りない。上層部を総入れ替えするくらいでないと、今後も審判員はブラックボックスに入れられたままです。結果、現場の審判員と、選手やサポーターの溝が広まってしまう。今回の件だって、バレると齟齬が生じるから穏便に終わらせたいのでしょうが、今の時代、隠し通すのは絶対に無理だということをわかっていない」(同)

 トップレベルの審判員の足を、飲酒運転で事故を起こすようなレベルの低い審判員が引っ張っている。個々のレベルは上がっても、組織としての古臭さが、今回のような問題を引き起こしているようだ。
(文=TV Journal編集部)

最終更新:2016/03/01 18:39
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