日刊サイゾー トップ > その他  > 二宮のアカデミー賞の挨拶が顰蹙

嵐・二宮がアカデミー賞のスピーチで山田洋次監督を無視して「ジャニーさんとメリーさんとジュリーさん」にお礼の言葉述べ、大顰蹙!

ninomiya_160306.jpg映画にまでジャニーズの支配が……

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

 先日4日に発表された第39回日本アカデミー賞。最優秀主演男優賞には嵐のニ宮和也が選ばれた。昨年の岡田准一に続いてジャニーズタレントの受賞。映画界までがジャニーズ依存に陥っているこの状況には暗澹とした気持ちになるが、しかし、発表前のテレビ局の煽り方を見ていると、二宮の受賞自体は予想の範囲内といえるものだった。

 驚いたのはそれよりも、受賞時に行われた二宮のスピーチだ。中継した日本テレビでは、なぜかほんの一部しか放送しなかったが、その内容は今までアカデミー賞の授賞式で聞いたことのないものだった。

 名前を呼ばれた二宮は小走りで壇上に駆け上がり、トロフィーを受け取ると、まず、岡田から「次はおまえだ」と言われていたことを明かし、「嵐のメンバーも喜んでくれているはず」と、仲の良さを強調した。

 いきなり、ジャニーズの話か、と思っていると、二宮はさらにこう続けたのだ。

「そしてジャニーさんとメリーさんとジュリーさんと、今までずっと迷惑をかけてきた人たちに、これでちょっとは恩返しができたかなと思うと、すごくありがたく、また頑張っていこうと思っています」

 こういう場合は「この作品にかかわった共演者、スタッフのみなさんのおかげです」というのが普通。ところが、そんな言葉は一言もなく、「ジャニーさんとメリーさんとジュリーさん」、つまり自分の所属プロダクションの社長と副社長3人の名前だけを並べてお礼を述べ、スピーチを締めてしまったのだ。山田洋次監督にも、吉永小百合ら共演者にも、現場を支えたスタッフにもまったく触れることはなかった。

 いくらなんでも、これはありえないだろう。そんなところから、ネットでは「どうせメリーかジュリーに言わされたんだろう」「SMAPの公開処刑とやってることは同じ」という批判の声が広まっている。

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