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週刊誌スクープ大賞

公式戦も吹っ飛ぶ!? 野球賭博問題、渦中の“仲介人”をつかんだ文春が次に告発する選手とは――

 11位はゲスの本家、ベッキーの不倫相手だった「ゲスの極み乙女。」川谷絵音(27)のインタビューが載っている文春。

 ベッキーは、この騒動のおかげで休業し、蟄居しているそうだが、男のほうはかなり脳天気にあちこちで言いたい放題だという。

 スキャンダルでも、有名になれば怖いもの見たさもあるのだろう、川谷のコンサートチケットは即日完売が続いているそうだ。それに、騒動の中で発売されたアルバム『両成敗』(ワーナーミュージック・ジャパン)は、タイトルの引きもあってオリコンで第1位になった。

 マスコミをシャットアウトしたファンの前で、川谷は「ネットとかでみんな『謝れ』って言うけど、世間の誰に謝ればいいの? 正直、内輪での話だから、みんな関係ないじゃん」と言っていたという。

 文春は電話で川谷と話し、こう聞いている。

──「謝れっていうけど誰に謝ればいいの?」というのは、ネットに対してとおっしゃっていましたが、奥様に対する謝罪のお気持ちは持たれているんですか。

「はい。それはもう、奥さんとは何回も話をして、『申しわけございませんでした』という話は。何度言ったからといって変わるわけじゃないんですけど、あの、そういう話は二人の間ではしていますね」

──まだ結婚生活は続けているんですか?

「えーっと、もう別居中ですね。ずっと」

──離婚に向けて協議を進めている状態ですか。

「そうですね。二人でちゃんと話し合いを今、しています。はい」

 文春によれば、ベッキーは家で関係者に詫び状を書く日々だという。男のほうは、満員のライブで「不倫は男の勲章」とばかりに軽いノリでしゃべりまくっている。これでいいのか、と思うのは私だけではないだろう。

 さて、新国立競技場にまたケチがついた。現計画では聖火台を置く空間が想定されていないというのだ。聖火台は五輪の象徴である。そんなバカなと思うが、あの悪名高き森喜朗元首相までが「JSC(日本スポーツ振興センター)という少し頭のおかしな連中が、聖火台を忘れて設計図を作った。一番悪いのは馳浩です」と批判する始末。

 馳浩文科相も新潮に対して「JSCがザハ案のときのまま、場内に聖火台を設置しなくてよいのだと思い込み、計画を進めてしまったところに問題があった」と認め、困惑しているのだ。

 これを設計した隈研吾氏は「屋根は鉄と木のハイブリッド構造なので、聖火台の上部に鉄を用いることでも、木に不燃処理を施すことでも対応可能です」と説明しているが、聖火台を別に作ることで建設費はさらに増えることになるはずだ。誰が責任を取るのか明確ではない組織では、また何か起こるのは間違いない。いっそのこと、東京五輪を返上したらどうか。

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