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ショーンK問題にフジとテレ朝が沈黙する一方、TBSと日テレが大はしゃぎ! 宮根誠司も八代弁護士も国分太一も…

seank_01_160318.jpg「ショーンK公式モバイルサイト」より

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

 ここ数日、メディアの話題をさらっている、経営コンサルタント“ショーンK”ことショーン・マクアードル川上氏の経歴詐称問題。だが、そんな中で、完全に凍りついているテレビ局がある。ショーン氏がレギュラー番組を持っていたフジテレビとテレビ朝日だ。

 ご存知の通り、ショーン氏はレギュラーコメンテーターとしてテレ朝『報道ステーション』、フジ『とくダネ!』に出演。そして、この4月からは、テレ朝がサイバーエージェントと共同で開局するインターネットテレビ局でのニュース番組MC、そして、フジが社運をかけてスタートさせる平日深夜の新情報番組『ユアタイム』のメインキャスターに抜擢されていた。

 ショーン氏は「週刊文春」(文藝春秋)の発売前、3月15日に全番組の降板を表明したのだが、テレ朝とフジの“対応”といえば、なんとも無責任なものだった。

 まず『報ステ』が番組内でショーン氏の正式降板を伝えたのは、第一報から1日遅れの16日。キャスターの古舘伊知郎氏は「嘘があったとすれば本当にいけない」としながらも、「詳しいデータをもとに斬新な切り口でコメントを歯切れよく下さっていたので、そのあたりは悔しい思いもしております」と、ショーン氏をかばうようなコメントをした。

 さらに『とくダネ!』にいたっては、ショーン氏が降板を表明した15日も、「文春」発売日の16日もこの件をスルーし、17日になってようやく番組冒頭で降板を伝えるとともに謝罪。一方で、小倉智昭キャスターは「私個人としては、ショーンさんは大変英語も堪能な方ですし、日々の国際情勢に関してもいち早く番組に意見を反映させてくれて、様々な分野において的確なことを伝えてくださったと思うんです」とコメント。やはり、ショーン氏の“番組への貢献”と“降板への無念”を表明してお茶を濁した。

 さらに問題だったのはテレ朝、フジの他のワイドショーだ。通常、自局の番組の出演者が不祥事を起こしても、当該番組以外では最低限のネタを報じるものだが、しかし、フジ『直撃LIVE グッディ!』『みんなのニュース』も、テレ朝『羽鳥慎一モーニングショー』『ワイド!スクランブル』も、ショーン氏の経歴詐称問題を一秒たりとも流さなかった。

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