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週刊誌スクープ大賞

“弁護士局部切断事件”の元プロボクサーが激白「それでも僕は、妻を愛しています」

 ここから3本は現代の記事が並ぶ。まずは、元金正日の専属料理人だった藤本健二氏インタビューから。

 4月1日に電話が掛かってきて、平壌に招待したいという。急いでパスポートを取得して北京へ飛び、4月10日午後2時過ぎに平壌国際空港に降り立ったそうだ。

 近づいてきたクルマの運転席を見て、藤本氏は仰天した。なんと金正恩最高司令官が、自ら運転して彼の様子を見に来てくれたというのである。

 藤本氏は、1947年秋田県生まれの寿司職人。82年に北朝鮮に渡り、故・金正日総書記の寵愛を受け、01年に帰国するまで金正日の料理人を務めた。

 藤本氏は89年に金正日総書記が仲人を務め、当時国民的歌手だった女性と結婚し、現在24歳になる娘がいるという。娘は、平壌の会計学校を出たばかりだそうだ。

 今回も特別待遇だった。金正恩最高司令官と面会するときには、その前に、幹部専用の診療所へ行って血液検査を始め、精密な身体検査を受けなければならない。だが彼は今回、最高司令官の古い友人ということで、このことは特別に免除されたという。

 宴会の席には、2人の大物が欠席していた。1人は13年暮れに処刑された張成沢党行政部長。もう1人は金正恩夫人だった。金正恩は、妻と娘は風邪を引いているといったそうだ。

 金正恩に「日本では最近、わが国は、どう見られているのか?」と聞かれた。

「私は一瞬、躊躇しましたが、思い切って正直に答えました。『最悪です。今年に入ってからも、核実験したりミサイル実験したり……』『ロケットやミサイルを打ち上げるのは、アメリカのせいだ。アメリカと交渉を始めると、すぐに無理難題を突きつけてくる。アメリカとの関係は相変わらず険悪だが、私は戦争などする気はないのだ。だからどこにも当たらないように(ミサイルを)を打ち上げているではないか。この私の発言は公開して構わないぞ』」

 ボルドーワインと、すっかりおいしくなった平壌焼酎を飲みながら3時間会談したという。

「この重要な党大会を経て、金正恩最高司令官は、日本との関係改善に乗り出したいと考えています。今回、私を平壌に招待したのも、その一環と言いえます。次回5月下旬に訪朝する際には、ぜひとも安倍晋三総理の親書を携えていきたいというのが私の希望です。そして日本が北朝鮮との国交正常化に本気なのだという証しを、金正恩最高司令官に示したい。あの国はトップの意向がすべてなので、トップさえヤル気になれば、日朝関係は一夜にして好転するのです。(中略)拉致被害者の人たちは、最低5人は生きているはずです。彼らを全員、政府専用機に乗せて、日本へ連れ帰ろうではありませんか」(藤本氏)

 今のところ、北との太いパイプであることは間違いないようだ。うまく使って北との対話に結びつけることが、今の安倍首相には求められるはずだが。

 お次は恒例の現代の生き残る会社、消えていく会社。

 この企画は昔から現代の定番だが、私が編集長の時「生き残る会社」「死ぬ会社」とやって社内の広告局からえらい怒られたことがあった。

 スポンサーから抗議を受けたのだろう。その後、この「死ぬ会社」というのは使っていない。

 ここでは点数が10点以上、つまり5年、10年後に「絶対に生き残る会社」だと8人の評論家が評価している企業を紹介しておこう。

 トヨタ自動車、デンソー、コマツ、日立製作所、キーエンス、日本電産、村田製作所、ヤマトHD、花王、ユニチャーム、セブン-イレブン・ジャパン。東レ、味の素、リクルートHD、セコムである。

 商社は評価されていないようだ。私は自動車産業も斜陽産業になると思っているのだが、どうなるのであろう。

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