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週刊誌スクープ大賞

“号泣議員”野々村竜太郎元県議をもしのぐ!? 舛添要一都知事の異常なタカリぶり

 高倉健が死んだ後、養女と周囲、特に健さんの親族との間にすきま風が吹きすさんでいるようだと新潮が報じている。

 森敏子さん(81)は、健さんの実の妹である。健さんが亡くなったのは14年の11月10日だが、彼女がそれを知ったのは2日後の12日のことだったという。

 それまで兄と妹は仲がよく、健さんから「ヨーグルト一つとっても、『いろいろ試したけどこれがいい。北九州だとここで売っている』と、フジッコのカスピ海ヨーグルトを勧めてくる。水も、夏になるとスポーツドリンクがケースで届く。とにかく健康にすごく気を遣ってくれて、密なやりとりをしてきました」(敏子さん)

 こうも話す。 

「最後に電話で話したのは……10月頭くらいでしたでしょうか。変なことを言うんですよ。『仏は上から見てるからな』って。『必ず見てる』と3回繰り返しました。どういう気持ちで言っているのか見当がつかない私に、くすっと笑ってしみじみと、『お前幸せな女やな』とも。兄自身は悪性(リンパ種)で死期がそう遠くないのを悟っていて、それを私に告げるわけにはいかないけど、匂わせたかったんでしょうか。いまでは、『死んでも上から見守っているぞ』っていう意味だったと理解しています」

 彼女が養女の存在を知ったのは、(健さんがなくなった半月後の) 11月27日だった。高倉事務所の専務が、「今まで黙ってた。女房にも言えんかった」と話し始めたのがきっかけだったという。

 養女は、敏子さん側にこう言っているそうだ。

「亡くなってからも守るべきものとは、高倉のプライバシーである。避けなければいけないのは、養女という存在をスキャンダラスに暴露されることである。親族との確執があるとか、交際を興味本位に捉えられるのを避けなければならない。にもかかわらず、すでにそのような動きがある。高倉健を守るために自分は孤軍奮闘していることを理解してほしい。親族サイドから、おかしな話がマスコミに出回らないように口をつぐんでいただきたい。『高倉健』を守るために、親族の皆様とも力を合わせたい気持ちだ」

 そう訴えていた彼女自身が週刊文春に登場して、自分の存在を明かすのはこの直後のことだったという。養女側の言い分はチト筋が通らない気がするが。

 養女によれば健さんの遺骨は、散骨してくれというのが故人の意思だというが、敏子さんはこう反論する。

「鎌倉霊園には、チーちゃん(71年に離婚した江利チエミ)との間の水子が祀られています。お墓を買ったときに、『すごくいいところにあるから。鎌倉来たら連れて行く』と電話がありました。(中略)折りに触れて線香をあげに出向いていましたし、自分自身も亡くなればそこへ入るつもりで、知人と墓石を見て回ったほど。そうやってしてきた人が、散骨なんて言うわけがありませんよ」

 草葉の陰で健さんは、養女と親族との争いをなんと思っているのだろう? 「まあまあそんなに目くじら立てないで、仲良くやれよ」そう苦笑いしているのではないか。

 第3位。文春の「寺島しのぶの乱」は読み応えがある。七代目尾上菊五郎(73)と女優の富司純子(70)の間に生まれたのが女優の寺島しのぶ(43)と五代目尾上菊之助(38)。だが、寺島は女に生まれたため歌舞伎役者になれず、己の運命を恨み、疎外感を持ちながら育ったと歌舞伎記者が話している。
 
 その上、名門の歌舞伎役者との恋にも破れて、梨園の妻になることさえできなかった。女優として成功し、フランス人と結婚して長男・眞秀(まほろ)くん(3)を授かった。この子を歌舞伎役者にしたがっているというのだ。
 
 外に嫁いだ娘の子で、しかもハーフ。難しいのではと思われるが、歌舞伎の歴史にはハーフの役者もいたという。明治から昭和初期にかけて類まれな美貌で人気を集めた十五代目市村羽左衛門の父は、明治政府の外交顧問として来日したフランス生まれのアメリカ人だったそうだ。

 だが、そうだからといって寺島の息子がすんなり歌舞伎役者になれるわけではないが、どうやらそれをめぐって「お家騒動」が起きているというのである。それは菊之助の長男・和史(2)くんの初お目見得で、菊五郎が「うちにはもう一人孫がいるんです」、それに先立った取材会で「(娘が)どうしても(長男を)歌舞伎役者にしたいって言うのでね。ならせるなら、ゆくゆくは(尾上)梅幸を継がせるかね」といったことが発端だという。

 そこに女性誌が、菊之助の妻と寺島が不仲と書き立てるものだから、小さな2人には何も関係のない騒動が持ち上がっているようだ。菊五郎と富司がそろって文春の取材に答え、こうした周囲の騒ぎに対して「そんなことは全然ない」と否定して見せたというのが、それだけ騒動が深刻だという証左ではないか。

 梨園には、私なんぞ想像もつかない難しい約束事があるようだ。この中で面白かったのは、寺島の反抗期が相当すごかったこと、女優になれと薦めたのは女優の太地喜和子で「あなた、寂しそうね。女優やったらいいんじゃない」と言ったこと、寺島の出世作『赤目四十八瀧心中未遂』でセックスシーンに挑戦するとき、富司が「裸になったらお嫁に行けないし、絶対やめたほうがいい」と言ったのに、菊五郎は「女優なんだからいいだろう」とひとこと言っただけだったというところ。富司純子も古希になったんだね。

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