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週刊誌スクープ大賞

実名報道貫く「週刊新潮」が、新聞メディアにチクリ「死刑確定で実名に切り替えるのは勝手すぎ!」

 とまあ、帯に短しタスキに流しの面々だが、出てくれば当選の可能性があるのは、都民の一人としては残念だが、橋下徹氏と櫻井パパ、片山善博氏、それぐらいだろう。アメリカのサンダース氏のように、若者の貧困対策や格差是正を強力に訴えることができれば宇都宮氏も善戦するとは思うが、この人、演説がうまくない。サンダース氏のように聞く人の心を揺さぶるような話ができないのが難点だ。

 首長選挙は、アメリカの大統領選のような直接選挙である。しかし、大統領選のように、いくつものハードルがあるわけではないから、どうしても知名度(悪い意味でも)優先のAKB総選挙のようになりがちである。東京だけを特別にしろというのではないが、都知事選挙期間を大幅に延ばして2カ月ぐらいかけてやったらどうか。そうすれば候補者の主張も人品骨柄も吟味できて、これまでのように大きく間違うことはないのではないか。

 新潮では、参議院選に出馬する女性たちをルポしている。沖縄出身で歌手グループ「SPEED」を経て参議院選に出馬した今井絵理子氏は、米軍属に殺された女性の抗議集会が那覇市内で行われていた日、上大岡駅付近の居酒屋で行われた会場で、沖縄のおの字も出さなかった。

 三原じゅん子氏の内縁の夫である私設秘書は、妻の選挙応援をほとんどしていない。片山さつき氏というより、舛添氏のかつての妻といったほうが通りがいいだろう、この人が参院選大阪選挙区の女性新人候補を怒鳴りつけた。田中真紀子氏は夫の直紀氏の応援の会を新潟佐渡市の小さな集会場でやったが、そこでも人は入らず、角栄ブームだというのに彼女の神通力は消滅した、など景気のいい話も色っぽい話もない。参議院選が盛り上がらないままいってしまうと、投票率が今から心配である。

【巻末付録】

 大事件かもしれない。現代がセクシーグラビアはあるが、あれほどページを割いていたSEX記事を大幅縮小したのである。

 手術や薬の話にページを割きすぎたので、ページがなくなったのかもしれないが、今週は「女性たちがスマホでこっそり見ているエッチな無料動画一覧」だけである。

 一方、ポストは「死ぬまでSEX 日本の夏、美熟女の夏」とテレビのCMのような相変わらずの大特集。

 グラビアは、両誌が渡辺達生カメラマンの「お宝カラー」を特集している。小池栄子や菊川怜、藤原紀香が初々しい。

 現代のほうは「スイカップ 古瀬絵理」「橋本マナミ 私脱げる女優です」、袋とじは「矢吹春奈 ザ・ヘアヌード」。私は、ヘアはないが、橋本マナミが迫力&セクシーで一番いいと思う。

 ポストは連載の「響子さーーん」「優希ちゃんちのママ」。袋とじは「これが伝説のフェラチオ教本だ!」。写真の迫力では現代、企画力ではポストか。

 というわけで、今週はSEX記事で売らない“覚悟”(今回だけかもしれないが)を買って現代の勝ち!

最終更新:2016/06/28 21:00
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