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週刊誌スクープ大賞

日ハム・斎藤佑樹“ポルシェおねだり”の裏で、ベーマガ社の経営は火の車! 関係者「斎藤くんの人間性を疑う」

 先週から文春で、所属プロダクションを訴えると実名を出して告発している香西咲さんが、今週はスポンサーへの「性接待」、いわゆる枕営業の実態について明かしている。

 所属事務所の社長・青木亮氏に、ある時こう告げられた。「T社のY会長がお前に会いたがっている。わかっているよな」。一度は断ったが、「断れば、今後お前のやりたい仕事はさせない」と宣告され、仕方なく西麻布のレストランでY氏と会う。

 会食の後、Y氏は彼女を麻布十番のマンションに連れ込んだ。

「『お前のエロさを見せてくれ』と、部屋に入ってすぐY氏は大の字になってベッドに横たわり奉仕を要求しました。私はビールと精神安定剤を飲み、心を殺して従いました。その後、拒んでいるにもかかわらず、彼は避妊具もつけずに挿入してきました」(香西さん)

 その後から精神的に不安定になり、「衝動的に命を絶ちたくなることも……。このままでは夢を叶えるどころか廃人になってしまう」と、弁護士を立てて青木氏と縁を切ったという。

 こうした悲惨な目に遭う女性がこれから出てこないように、香西さんともう一人の元AV女優は青木氏たちを告訴するという。法廷でどのようなやりとりが行われるのか、注目である。

 ところで、「天皇が退位」するという報道が大きな話題になっている。NHKが7月13日にスクープした。これが本当なら、大スクープだろう。各社も後追いし、皇室典範の改正まで論議に上っているのだ。

 しかし、宮内庁はすぐに「そのようなことはない」と否定したし、いくつかの新聞でも「天皇陛下ご自身は早期退位の希望を持っていない」と報じていることから、真偽のほどが取り沙汰されている。

 天皇もお年だから、公務を控えたり、場合によってはどこかの時点で退位ということもあるのかもしれないが、参議院選直後ということもあり、「政治的なリーク」があったのではないかという見方も出てきているのだ。

 AERAで、元外務省分析官の佐藤優氏はこう分析する。

「天皇制という国家の民主的統制の根幹にかかわる重要なテーマについて、情報源が明らかでない報道によって世論が誘導されてしまうことは、非常に問題が大きいと思います。このような問題は、宮内庁長官や内閣官房長官の会見できちっと表明されなければ動いてはいけない。しかし結果として皇室典範の改正に向けた動きは強まっていくでしょう」

 ネットではこの報道が出た後、いろいろな意見が飛び交っているが、その中でも面白い見方をしている「リテラ」(7月14日)を紹介しよう。

「(中略)宮内庁関係者の間では、今回の『生前退位の意志』報道が、安倍政権の改憲の動きに対し、天皇が身を賭して抵抗の姿勢を示したのではないか、という見方が広がっている。というのも、生前退位こそが、今、安倍政権や日本会議が復活を目指している大日本帝国憲法の思想と真っ向から対立するものだからだ」

 天皇の生前退位を改憲に結びつけようという、安倍政権のリークではないかという見方もある。これについては、天皇ご自身が自らの言葉で会見することが一番いいのであろう。

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