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危険ドラッグよりトべる!? 北京の盛り場で“笑気ガス”が流行中!

n2o-Ph1.jpg「淘宝(タオバオ)」などのネットショップでは、「笑気」をキーワードに検索すると、さまざまな製品が出てくる

 最近では日本でも出回るようになり、乱用する若者が後を絶たなくなったことから、今年2月に厚生労働省は「亜酸化窒素」を指定薬物に指定。医療などの目的以外では製造や販売、使用が禁止されている。

 中国では4年ほど前から出回るようになり、笑気ガスが入った風船1個が10元(現在のレートで約160円)程度で売られているという。

 中国に長く住む日本人経営者は、同国のドラッグ事情についてこう語る。

「以前は、いわゆるクラブなどで“揺頭丸(ヤオトウワン)”という、日本でいうエクスタシーが流行していましたが、これは完全な麻薬。最近は人気が下火になりました。それに比べて、笑気ガスは医療にも使われるほどなので、体に悪影響がない。そういったことから、これから各地で人気が出てくるかも。ただ、そうなる前に、当局が規制をかけてくる可能性は高いですが……」

 経済停滞や政府の締め付けなどにより、中国の若者の間には閉塞感が漂っているというが、笑気ガスのようなものを使って無理やり笑ってでもいないと、やっていられないということなのだろうか……。
(文=佐久間賢三)

最終更新:2016/07/24 14:00
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