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庵野の次は虚淵玄!『ゴジラ』アニメ映画化決定も「シンゴジの後じゃ、よっぽどいいもの作らないと叩かれる」!?

1608_gozira.jpgアニメ映画『GODZILLA』公式サイトより。

 19日、庵野秀明が総監督・脚本を務めた『シン・ゴジラ』が大ヒット中の『ゴジラ』シリーズが、今度は『GODZILLA』のタイトルでアニメーション映画化され、2017年に公開されることが発表された。しかもストーリー原案・脚本を『魔法少女まどか☆マギカ』『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズなどで知られる虚淵玄が務めることもあわせて発表されたため、ネット上はお祭り騒ぎとなっている。

 虚淵は18日にTwitter(@Butch_Gen)で「実は16ヶ月に渡ってこっそり仕込んでた新作が、いよいよ明日に告知解禁」とつぶやいており、「ついにガンダムか!?」「まどマギ続編製作決定だな」「なんだプリキュアでもやるのか?」「鬼哭街アニメ化だな、間違いない」などと、ファンたちはさまざまな憶測・推測を重ねていたのだが、さすがに『ゴジラ』は予想外だったようで、驚愕と歓迎する声が上がった。

 だが、「シンゴジの後じゃ、よっぽどいいもの作らないと叩かれるだろうな」「シンゴジの庵野と比較されて虚淵がボロボロになるのが目に見える」と、ハードルが上がりきったタイミングでの発表となった虚淵ゴジラを心配する声も多い。虚淵が所属するニトロプラスの代表取締役兼プロデューサー・小坂崇氣のTwitter(「でじたろう@ニトロプラス」@digitarou)によると、話がきたのは2年前で、すでに脚本は脱稿しているとのことなので、『シン・ゴジラ』がここまで好評になると、東宝側は考えていなかったのかもしれない……。

 また、大ヒット映画『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』の静野孔文と、『亜人』シリーズの瀬下寛之というダブル監督体制が敷かれ、アニメーション制作はポリゴン・ピクチュアズが担当するとあって、「フルCGアニメかな?」「ゴジラは特撮だからいいわけでアニメにしたら価値がないだろ」「監督たちもアニメ畑で特撮の知識がほとんどどないみたいだし映像面で特撮オタを納得させるのは厳しい気がする」と悲観する声も。

 たしかに大の特撮好きの庵野秀明が、特撮映画への愛をふんだんに込めた『シン・ゴジラ』がファンに受け入れられているという現状を考えれば、「特撮の名シリーズをアニメで描かなくとも」と特撮ファンが考えるのも無理はないだろう。

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