日刊サイゾー トップ > その他  > SMAP解散報道のタブーにミタパンが

SMAP解散報道でジャニーズが厳命、テレビが絶対に触れないタブーとは? でもミタパンがそのタブーに…

 しかしこれ、たんに口がすべったというわけではなさそうだ。ミタパン、実はかなりのSMAPファンなのか、この間の報道でも、かなり細かい知識を披露し、芸能デスクの解説を情報訂正するほどだった。

 そんなSMAP 愛の強いミタパンにとって、解散の本質がネグられてメンバー間の確執に仕立て上げられている現状は許せないものだったのだろう。そして事務所のあの生謝罪強制が彼らを追い込んだことをきちんと言っておきたい、そう考えたのではないか

 実際、ミタパンは8月19日の同番組でもSMAP愛を見せている。この日は各局とも稲垣吾郎のラジオでの謝罪を取り上げ、稲垣が「『SMAPの稲垣吾郎です』と言わず『稲垣吾郎です』としか言わなかった」ことをクローズアップ。解散は香取、草なぎ、稲垣らが主導していたことを強調しようとしていた。

『グッディ!』でも芸能デスクが同様の解説をしたのだが、ミタパンは「わたし、最後まで聞いてましたけど、最後は「SMAPの稲垣吾郎です」って言ってましたよ」と猛然と反論。芸能デスクから「冒頭以外は、解散発表前に収録したものなので」と再反論を受けても、ミタパンは「発表前であっても、内々ではこういう事態になってるわけじゃないですか。わたしは、稲垣さんのSMAP愛を感じましたよ」と言い返し、一歩も引かなかった

 ほとんどのマスコミ関係者が、ジャニーズ事務所に完全にひれ伏し、ジャニーズの意向にしたがった報道を垂れ流している中で、この勇気。これもSMAP愛のなせるわざなのだろう。

 実は今回のSMAP解散騒動では、ミタパン以外にも、やはり猛烈なSMAPファンの芸能レポーター・駒井千佳子がジャニーズの情報操作に流されない勇気ある姿勢を見せている。

 駒井は、ジャニーズ大本営である日刊スポーツが「中居が他のメンバーに『木村と口を聞くな』と命じた」という記事を載せた時などは、「番組関係者に取材したけど誰もそんな言葉聞いてない」と涙目で否定したのだ。

 事務所の意向にさからって、タレントを守ろうとする出演者が出てくるというのは、これまでの芸能報道では見られなかったこと。それくらい、SMAPの存在感が大きいということだろう。

 ミタパン、駒井レポーターはこれからもSMAP愛をつらぬき、大本営発表だらけの報道を少しでも風通しの良いものにしていってもらいたい。
(本田コッペ)

最終更新:2016/08/23 07:30
123
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

『24時間テレビ』強行放送の日テレに反省の色ナシ

「愛は地球を救う」のキャッチフレーズで197...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真