日刊サイゾー トップ > その他  > “日本酒・擬人化プロジェクト”に迫る

有名蔵元も続々参加中! “日本酒・擬人化プロジェクト”「日本酒ものがたり」「ShuShu」とは一体何か!?

―― これは聞いておかねばと思います。やはりゲーム化も視野に入っているものですか?

上野 ゆくゆくは、という野望はあります。ただ、ゲーム化前にもっとやれることがあるのかなと思いますし、ゲームにするとしても一体どういうゲームにすればいいのか? というのが大前提としてありますし。

―― 単純に戦うのとは絶対に違いますよね。

上野 蔵元さんからも「よそのお酒と戦ったりするんですか? それはちょっと……」といわれたりもしました(笑)。大きな仮想敵が現れて、皆で団結して戦うのならいいかもしれませんが……これはあくまで僕個人の私見なんですが、『桃鉄』(『桃太郎電鉄』)みたいなゲームなら、と考えています。日本酒って各地方に根差しているものですから。単純なバトルものよりも、そういうゲームのほうがいいのかなと。

―― 現時点でかなり広範囲、青森から高知まで広がっていますものね。

上野 そうですね。将来的には、最低一都道府県に一キャラクターは用意したいです。

吉田 今回の企画では、「日本酒ものがたり」と銘打っていますが、日本のお酒が海外にも広がったり、ブームになっているというのもあります。日本酒自体、そもそも長い歴史を持っているものですから。それを伝えられるようなものにしたいですし、ゲームも作るならそういうゲームにしたいですよね。

―― 動いてしゃべるところを見ることができたら、ますますキャラも好きになれそうですから、期待したいです。

上野 これは別に他作品に比べてどうこうというわけではないんですが、他の擬人化企画と比べて、「日本酒 ものがたり」ではキャラにハマッた後に、そのお酒を飲んで楽しむことができるのが大きいと思います。

―― どんなにそのキャラが好きになっても、艦艇に乗れるわけでも、著名な日本刀を持てるわけではないですものね。

上野 博物館などに行って実物を鑑賞まではできても、レプリカを買うまでのことしかできない。でも日本酒の場合は長いもので400年以上の歴史を持っていて、なおかつその歴史を受け継いで今でもお酒を造り続けている人がいて、それを飲める。そこは大きいんじゃないかなと。

―― ただ、今回のお酒たちの中には、住んでいる地方によってはなかなか入手しづらいお酒もありますよね。

上野 イベント的なもの、お酒の展示会や試飲会などもやってみたいですね。クリエーターさんにも日本酒好きな方が多いですし、キャラクターを愛でながら皆で飲める機会があるといいなと。追加の新キャラクター発表予定もありますし、現在いろいろと仕込んでいますので、楽しみにしてほしいです。仕込みといえば、スマホで見るとARでラベルの横にキャラクターが浮かび上がって見える、といった仕込みをしていたりもします。お店でいろんなお酒が並んでいる中で、「キャラが出てくるお酒はないかな?」と探してくれたりすると楽しいじゃないですか。もともと、各お酒のラベルの完成度が高いですから、キャラを作ったからといってそのキャラでラッピングすることが必須ではないのかなと。

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