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週刊誌スクープ大賞

小池百合子都知事の快進撃に、週刊誌もタジタジ……今度は東京五輪のドン・森喜朗を血祭りに?

 ところで、都知事選の時、話題になった、「嵐」櫻井翔の父親、櫻井俊前総務事務次官(62)だが、新潮によると、天下り先は「三井住友信託銀行の顧問」に収まったそうだ。顧問料は1000万円台だというが、ここは次の天下り先が見つかるまでの「腰掛け」だそうだ。うらやましいもんだね。

 現代が、このままでは銀行がつぶれるという特集を組んでいる。
 
 銀行なんてつぶれて当たり前だと私は思っているから、読む気も起こらないが、ここでも書いているように、三井住友銀行は10月21日から、平日の昼間であってもATMから現金を引き出す際、1回につき108円も手数料を取るというのである。

 ふざけるな。私のような年金生活者は、1回に1000円を下ろすということもあるのだ。それが、手元には892円しか残らないのだ。

 競馬の三連単も100円で買える。それで1,000万円馬券が当たるかもしれないのだ。しかし、100円足りなかったために買えなかったら、その責任をどう取ってくれるのか?

 八つ当たりしたくなるが、銀行というところは「利用者=お客」という意識がなさすぎる。城南信用金庫の吉原毅元理事長が、こう言っている。

「元々銀行の仕事とは、お客様の夢を実現し、困っている人を助けること。この根源的な役割に立ち返るべきです。そうしてお客様が成果を出し、新たなビジネスが生まれれば、そこで初めて自分たちも利益を得られるという風に発想を転換するべきです。そういう意味ではこれから最も苦しいのはメガバンクです。彼らの取引相手の中心は大企業ですが、大企業ほどすでに成長が終わっているからです。さらに成長しようとすれば、メガバンクもより大きなリスクを取らざるをえなくなる」

 言う通りだが、メガバンクのおエライさんたちは、そうは考えない。自分たちだけで甘い汁を吸って、後は知らないという人間が大半であろう。

 これから銀行も人工知能導入でこう変わるという話が続くが、省略する。

 文春が、元NHKの人気キャスターだった宮崎緑(58)に「経歴詐称」の疑惑があると報じている。

 なんで今さらと思うが、彼女今回、天皇の生前退位に関する有識者会議のメンバーに選ばれたそうだ。彼女の現在の肩書は「千葉商科大学国際教養学部教授・同学部長」様なのだ。

 そんな彼女に、どんな「経歴詐称」があるのか? 簡単に書くと、宮崎のプロフィールに「昭和63年東京工業大学講師」という肩書がついているが、内部告発者は、宮崎は某教授の研究室に週1回出入りしていただけで、あとは、その教授の授業にゲストが出ると、司会役をしていたというのである。

 非常勤講師でもなかったし、ましてや講師ではなかった。それでも、その教授が千葉商科大学へ移籍すると、彼女も移り、新設された政策情報学部の助教授に就任したというから、相当その教授の引きがあったのであろう。

 当然、宮崎は講師だったといい、東工大側は在籍を確認する文書の保存期間が10年なので、資料がないため確認できないと言っている。

 私に言わせれば、そう目くじら立てなくても文春さん、いいんじゃないかな。私も非常勤講師、講師、客員教授などを10年ぐらい、あちこちの大学でやったが、教授になろうとは思わなかった。なぜなら、教授会などに出なくてはならない。時間を取られるからである。

宮崎は、学部長まで登り詰めたのだ。相当な努力をしたのであろう。そっとしてあげたら?

 さて、フライデーは、性懲りもなく清原和博のことを追い回しているようだ。今週は清原の入れ墨のお話。デジタルフライデーから引用してみる。

「宮古島から戻り、関西国際空港に到着した清原。多くの他の利用客は短パン姿だったが、清原は長ズボンをはいて入れ墨を隠していた真っ青な宮古島の海を一隻の観光業者のボートが走っている。9月上旬の晴天というレジャーにうってつけの日とあって、船上の客の男たちも上機嫌だ。開放的な気分からか、そのうちのひとりの男は、右足の昇り龍の入れ墨を隠す様子もない。清原和博(49)である。潜伏生活を続ける清原が、弟分である六本木のサパークラブ経営者・A氏と宮古島を訪れていたことは本誌既報のとおり。今回、本誌は宮古島滞在中に撮影された清原のプライベート写真を入手した。前述のレジャーに向かう船中での一コマ。そして、透き通るような宮古島の海で泳ぎ、A氏とともに笑いながらポーズをとる清原……。いずれの写真にも『昇り龍』は映っていた。(中略)

 清原が初めて入れ墨を入れたのは、08年の引退直後。以降、夜の街や暴力団関係者との関係は深まり、坂道を転がり落ちるように薬物に溺れていった。清原の行状からは、過去と決別し、本気で治療と向き合う姿勢は感じられない。消せない入れ墨が、その最大の証左だろう」

 入れ墨も覚せい剤も、一度体に入れたら取り返しのつかないことになるという点ではよく似ている。入れ墨をすべて消すくらいの痛みをこらえる覚悟がなくては、覚せい剤をやめることはできまい。

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