『耳の穴』ウエラン・井口浩之の「コント師イジリ」と、かつてバナナマン・設楽が語った「売れ方」の話
菅野美穂『砂の塔』に「殺す殺す殺す死ね死ね死ね」……不評のイジメシーン排除で初2ケタ10.1%
2016/11/14 23:00
ドラマ 菅野美穂 EXILE どらまっ子TAMOちゃん 砂の塔 岩田剛典 どらまっ子
この一件で、和樹は事情聴取のため警察へ。和樹にはアリバイがあったため、「ハーメルン事件」の疑いは晴れたものの、家の和樹のパソコンから「殺す殺す殺す殺す……死ね死ね死ね……たすけて」などと書かれた文書を見つけてしまう亜紀。「いつから悩んでたの? 気がつかなくてごめん」と涙を流して自分を責めます。
終盤では、弓子が過去に殺人を犯していたことや、全く接点がないと思われた弓子と健一に繋がりがあることが発覚。いやあ、健一との接点は、大どんでん返しですねえ。
視聴後、初めて鬱々とせずに済んだ第5話。前回まではサスペンスよりも、ママ友イジメのボリュームが多く、ひたすらに視聴者をどんよりさせていましたが、ようやく「ハーメルン事件」が動き出しそうな兆しが。あと、おそらく制作サイドは、寛子が「簀巻きにして東京湾に沈めてやりたいわ」と巻き寿司を握り潰すシーンをはじめ、コミカルなセリフと共に亜紀を追い詰めるシーンを気に入っていると思うのですが、正直なところ、視聴者はさほど引っかかっていないんですよね。その辺も、イジメシーンが不人気な理由のひとつのような気が……。しかし、この先、ちゃんとサスペンスドラマになりそうなので、視聴率が伸びる可能性も。今後の展開がさらに楽しみになってきました。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)
最終更新:2016/11/16 18:56