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週刊誌スクープ大賞

死亡事故を起こす確率は64歳以下の3.75倍! 増え続ける「80歳ドライバー」の恐怖

 上海蟹は、私の大好物である。先日も、六本木の中国飯店で酔っぱらい蟹を堪能してきた。毎年一度はこれを食べないと1年が終わらない。中国でも何度も食べた。だが、本場では蒸すのが正式な食べ方で、老酒漬けという蟹は食べられないと思う。

 現代によると、11月2日に香港の食品衛生管理当局が、中国江蘇省の水産会社2社が養殖した上海蟹から基準値の5倍を超えるダイオキシンが検出されたと発表し、市中から800kgの回収を決定したという。この2社は、香港に出回る7~8割のシェアを占めていたという。

 その余波が日本にも及び、先ほどの中国飯店では「中国政府が今回の件を調査中だそうで、当面、輸出禁止になりそう」だというのだ。

 中国の上海蟹は、正当なものは「陽澄湖」という小さな湖で育ったものをいうが、そんなのものは数が知れている。よく聞くのは、蟹を大量に運んできて、「陽澄湖」にザブンとつけて、上海蟹でございというものだが、これなどはまだ品のいいほうだ。

 あまりにひどいものが出回るので、「陽澄湖」の蟹だという証明に、一つずつナンバーがついたタグをつけていたが、そのタグの偽物が大量に出てきてなんの役にも立たなくなってしまった。何しろ中国は、偽物だけを集めた博覧会が開かれるほど、偽物が出回っている国である。不衛生なところで養殖された蟹が、日本にも大量に入ってきているのは間違いない。

 中国飯店の蟹は本物だと信じたいが……嗚呼!

 やはり現代に、安倍首相が北方領土解散ではなく、トランプ解散を1月にやるのではないかという記事がある。

 慌てふためいて安倍首相はトランプに会いに行き、朝貢外交、土下座外交と揶揄されているが、それさえも口実にして、なんとか1月解散をやりたいともくろんでいるというのだ。

 それにトランプはビジネスマンだから、アメリカの景気が上向き、その風が日本にも吹くかもしれないという、甘すぎる見通しでいるというのだから、この男の頭の中には、オカラぐらいしか詰まっていないのかもしれない。

 いつも言うが、日本人というのは物事を真正面から見ようとしない民族である。あれほど「バカトランプ」「史上最低の大統領」と言っていたのに、会ってニッコリされれば「アイツはいいやつだ」「信用できる」と、なんの根拠もないのに信じてしまう。

 敗戦後、アメリカに占領されれば女は強姦され、男どもは殺されるか重労働を課せられるとおびえていたのに、マッカーサーが天皇と会って友好的に話しただけで、コイツはいい人だ、信用できると妄信して、アメリカ一辺倒になって恥じるところがない。

 トランプ、プーチン、習近平、みな一筋縄でいく相手ではない。ましてや安倍のように後先を考えずに、相手の懐へ無防備に飛び込んでいく人間なんぞ、相手は信用しない。トランプで株が上がる、トランプで景気が上向く、それをメディアもおかしいと批判せずにお先棒を担ぐのでは、もはやメディアなど要らない。

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