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週刊誌スクープ大賞

借金10兆円超でも新事業に着手! ソフトバンク孫正義は希代の天才か、それとも詐欺師か――

 弱り目に祟り目ということわざは、フジテレビにこそよく当てはまる。フジテレビの看板音楽番組『FNSうたの夏まつり』の打ち上げで、最高責任者の夏野亮氏が、レコード会社の2人の女性社員にセクハラしたと、文春が報じている。

 もともと酒癖と女癖が悪かったそうだが、「打ち上げでお酒の入った夏野さんは、A社の女性の胸を触り、さらにB社の女性の陰部をしつこく触ったのです」(レコード会社社員)。

 その場では力関係から、彼女たちも我慢したらしいが、これを知った両レコード会社がフジテレビに厳重な抗議を行ったという。当然である。フジは夏野に事情を聞き、後日、取締役政策局長が両社に謝罪に出向いたというから、本人も事実を認めたのであろう。両社も、こうした謝罪の事実があったことを認めている。

 しかし、文春によれば彼は今でも現場に顔を出し、「未だ“お咎めなし”だという」(文春)。

 こうしたおごりとケジメのなさが、フジの急激な凋落の原因のひとつになっていることは間違いないようである。

 日経が書いた「糖尿病予防には歯医者に行け!」という記事が話題だが、ポストで本当かという検証記事をやっている。

 言われてみれば、当たり前のことなのだ。年を取ると、歯周病になることが多い。

「歯周病が炎症を起こすと、炎症物質が口内に増えます。それが、歯肉の毛細血管に入り込むと血液を通じて全身に回ります。実は、その炎症物質には血糖値を下げるインスリンの働きを弱めてしまう作用があるんです。だから、歯周病を治療して口の中の細菌を減らせば、糖尿病リスクが減る。この『歯周病の治療を行うと血糖値が下がる』という説は、すでに学会でも認められています」(にしだわたる糖尿病内科の西田亙医師)。

 歯が悪くなると、かむ力が弱くなり、顎が自然に弱くなってしまう。すると咀嚼力が落ち、誤嚥性肺炎を起こしやすくもなる。歯は、すべての健康の源である。年寄りよ、1カ月に1回は歯医者に行け!

 高倉健が亡くなって、はや三回忌。新潮はこの間ずっと、高倉の遺産を引き継いだ元女優の養女(52)と、高倉の親族との確執を報じている。

 健さんの死後、養女は健さん縁の鎌倉霊園の墓地を更地にし、世田谷区瀬田の豪邸も解体して、新しいビルを建設中である。なぜ彼女は、こうした「非情な行動」に出るのか? 新潮で民放関係者が、養女は折に触れて「高倉を絶対許さない」と言い、その理由は、健さんが健在だった頃、自分は表に出られず蟄居させられていたことを恨んでいるからだと話している。

 11月19日から1月15日まで、東京・丸の内の東京ステーションギャラリーで「追悼特別展 高倉健」が開催されているが、それを主催している毎日新聞の某幹部氏と先日飲んだ。

 彼は養女と会って話したが、とても美人で、はっきりとものを言う人だという。私が「なぜ彼女は、健さんに縁のあるものを壊してしまうのか?」と問うと、それについて彼女に聞いたら、「それは高倉の遺志です」と答えたという。

 この世の中にある、自分の生きていた跡をすべて消し去ってほしい。そのために散骨し、墓を更地にし、家を建て直したというのだ。

 そうだとしても、われわれファンは健さんのことを忘れはしない。どこかにファンが手を合わせ、健さんにありがとうを言える場ぐらい、つくってほしいと思うのだが。

 ポストで、NHKスペシャルでやった「遺伝子解析がん治療」が革命的ながん治療になると放送したが、スゴイと後追い記事をやっている。

 同じ部位のがんであっても、患者によって原因が異なるそうだ。それを遺伝子で突き止め、ピンポイントの治療を施す「プレシジョン・メディシン(精密医療)」と呼ばれるもので、オーダーメイド治療といえるものだそうである。患者の細胞からがん細胞を採取して遺伝子を解析し、遺伝子変異のタイプを見極めた上で、最適な「分子標的薬」を選んで投与するのだ。副作用も少なく、効く確率も高くなるという。アメリカでは今後の医療の柱になるといわれ、日本でも大規模なプロジェクトが始まっている。

 だが、今は臨床試験の段階で、限られた患者しか受けられない。北海道大学では自由診療で行っているが、相当高い。2~3年後には保険適用になり、多くの施設で行われるようになるそうだから、もう少し長生きしていたほうがいいようだ。

 自民党幹事長だった谷垣禎一氏が自転車事故を起こし、それも相当な重傷だったことが報じられたが、今週の新潮が、長嶋茂雄も通った渋谷区初台にある有名なリハビリ病院で、リハビリ中だと報じている。

「足の裏や手の指先の感覚が確かでなく、自分ひとりでは車椅子にも乗ることができず、囁くような話し方しかできない。握力が戻らないので、スプーンも持てない。とにかく、ないない尽くしで……」(永田町関係者)

 だが本人は「後継者選びはしない」と言っているそうだ。本人は復帰する気満々のようだが、体がいうことをきくのか、心配である。

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