日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 吉田羊不在のフジドラマが大健闘

吉田羊は不要!? 主役不在の『レディ・ダ・ヴィンチの診断』が大健闘!

yoshida1204.jpg『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』フジテレビ

 なんとも皮肉な話だ。事実上、前代未聞の主役不在となった吉田羊主演『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系/火曜午後9時~)第8話が11月29日に放送され、視聴率は8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。

 低視聴率であることに変わりはないが、これは、初回の8.8%に次ぎ、2番目に高い数字。ここのところ、第6話=6.5%、第7話=7.9%と低調だったが、主演不在で大健闘ぶりを見せたのだ。

 吉田は10月14日、同ドラマの撮影後にダウン。過労と診断され、しばらくの間、自宅療養を続けていた。同ドラマは第7話まで収録済みであったが、第8話は吉田抜きでの撮影となり、岩倉葉子医師役の伊藤蘭が“主演代行”を務めた。吉田はメーンストーリーには一切絡まず、別撮りしたシーンがわずかに数回流れただけ。

 今回、地上波民放の連ドラ初主演となる吉田にとっては、とんだ失態になってしまった。ましてや、実質的に出演しなかった回の視聴率が従来よりよかったとなれば、当然“吉田羊不要論”が噴出してしまう。

 ネット上でも、「主役なしでも、なんとかなるんですね」といった調子で視聴者も冷静なもので、主役不在に対して、さしたる批判も出ていないのは、なんともさびしい話だ。

 吉田は現在、NHK大河ドラマ『真田丸』に主要キャストで出演中。WOWOWドラマ『コールドケース~真実の扉~』でも主演を務め、10月公開の映画『SCOOP!』『グッドモーニングショー』、11月公開の『ボクの妻と結婚してください。』にも出演しており、ハードワークが続いたことが過労の原因といわれている。

 プロである以上、仕事に穴を開けるのはご法度。吉田は来年以降、仕事を厳選する必要に迫られそうだ。
(文=田中七男)

最終更新:2016/12/04 12:00
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

水原解雇に間に合わなかった週刊誌スクープ

今週の注目記事・1「水原一平“賭博解雇”『疑...…
写真
イチオシ記事

さや香、今年の『M-1』への出場を示唆

 21日、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で「賞レース2本目やっちまった芸人」の完結編が放送された。この企画は、『M-1グランプリ』(同)、『キ...…
写真