「魔封波」「子ガメラ」「ファイナルかめはめ波」……『ドラゴンボール超』に登場した懐かしい技、キャラを総まとめ!
ちなみにトランクスの回想では、トランクス VS ダーブラ&バビディといった原作ファンが長年気になっていたシーンも描写。未来の世界では魔人ブウ復活をトランクスが阻止したようで、「未来世界だとブウに宇宙支配されるんじゃね?」といったファンの疑問もしっかり補完している。
ベジットは合体ザマスとの戦いで、ゲームでのみ使用されていた技「ファイナルかめはめ波」をド派手にかました。独特な技の構えも忠実に再現されており、Twitterでは「ファイナルかめはめ波」がトレンドになるほどの大反響が起こった。
不死であるザマスの対策には、「魔封波」が考案される場面も。原作ではピッコロ大魔王とマジュニア(ピッコロ)に対して使用された。『ドラゴンボール』では異質の封印技で、不死の相手対策としてはピッタリだ。なおストーリーでは超かませ技に終わってブーイングを受けたが、ボスを封印で終わるのも『ドラゴンボール』らしくない。原作マンガでも2回出てきたが、2回とも失敗しているし……。
日常シーンの小ネタとしては亀仙人が、くるくる回って空を飛ぶ「子ガメラ」に乗って移動していたのもかなりマニアックだった。残念ながらアニメでは「子ガメラ」から降りた後に、目が回った影響でゲロを吐く、といったシーンは再現されなかったが。
なかなか細かいネタを入れ込んでくれる『ドラゴンボール超』だが、ファンからミスを指摘されることもある。まずは界王神の「瞬間移動」使用。原作では付き人であるキビトの得意技とされていて、ポタラでキビトと合体した界王神は使用していたが、単体では使用できなさそうであった。これは1つミスと言えるだろう。
さらに悟空の「キスをしたことがない」発言。原作では確かにキスをした描写はないが、アニメ『ドラゴンボールZ』では、チチとキスをしたとされる描写がセル編であった。明確なミスではないが、視聴者からはツッコミの声があがってしまった。
だが1996年から97年に放送された『ドラゴンボールGT』(フジテレビ系)は、もっと突っ込みどころも多かったという声も根強く、それに比べて『ドラゴンボール超』はかなり頑張っていると言えるだろう。これからも懐かしいネタの登場を期待しつつ、広い心を持って見守っていこう。
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