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「モーニング」編集次長、殺人容疑逮捕で講談社に激震! 容疑者を知る周囲は「愛妻家だった」と……

 敏腕編集者が、妻を殺害した容疑で逮捕。大手・講談社内に衝撃が走っている。

「警察が捜査で社にも出入りしているって話でしたが、まさか殺人事件とは……」

と、驚く社員がいるのも無理はない。

 逮捕されたのは名もない末端の社員ではなく、カリスマ編集者ともいわれた人気漫画雑誌「モーニング」編集次長の朴鐘顕(パク・チョンヒョン)容疑者なのである。

 容疑は昨年8月の深夜に、都内の自宅で当時38歳の妻の首を絞めて殺した疑いだ。警視庁によると、妻が自宅で倒れているのが見つかった際、朴容疑者は自ら119番に通報するも、警察官には「子どもの様子を見に行って、戻ったら妻が自殺していた」と説明していたという。

 司法解剖の結果、頸部圧迫による窒息死と判明したが、遺体の状況に証言と矛盾する点が多く、捜査が続いていた。妻の首からは、朴容疑者のDNAが検出されたとしている。

 朴容疑者は同社の人気雑誌「週刊少年マガジン」の副編集長を務めていたことがあり、創刊に深く携わった「別冊少年マガジン」にて大ヒット作の『進撃の巨人』をスタートさせたことで、内外からカリスマ視されていた敏腕編集者。

「女性読者を惹きつけるすべに長けていて、無意味なパンチラとかのエロや、オタクすぎるウンチク、不細工な登場人物をできるだけ排除して、友情や嫉妬、トラウマなど誰もが抱える身近な感情を強調する独特の手法が知られている」とは同社社員の話。

 1999年入社で、過去『七つの大罪』『アルスラーン戦記』『将棋の渡辺くん』などの作品も担当。昨年6月から「モーニング」誌の編集次長を任され、新人賞の選考も行っていたという。

「人を育てるのが上手で、駆け出しの粗削りな漫画家や作家を相手にしても、その場で判断せず『10年先に成功する人材』と評価したりする先見の明があります」(同)

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