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木村拓哉『無限の住人』前評判は散々!? 「キムタクのPV」「ヒット難しい」試写会後のマスコミ談

 木村拓哉主演映画『無限の住人』のマスコミ先行試写会が、先週末頃からスタートしているという。現在放送中の『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)同様、決して“大コケ”は許されない状況だが、試写当日、客席からは“不穏なため息”が漏れていたという。

「当日は、配給スタッフが会場を駆け回り、ジャニーズ御用達メディアの担当記者に、端から頭を下げて回っていました。木村の主演作では、過去最大級のプロモーションが予定されているということで、制作側の熱の入りようも尋常ではありません」(テレビ局関係)

 2月6日には予告編映像が解禁されたほか、主題歌をギタリスト・MIYAVIが担当することも発表。公開は4月29日ともう少し先だが、今後木村が同作の番宣のため、露出が激増しそうだという。

 しかし2月上旬、都内で行われた試写会参加者によると、客席での反応は実に微妙なものだったようだ。SMAPファンだったという女性記者が振り返る。

「冒頭は10分ほどのモノクロシーンは素晴らしく、グッとその映像美に引き込まれましたが、その後は延々と『いかにキムタクをかっこよく見せるか』という内容でした。いつもの“キムタク主演ドラマ”と同じような感じですね。まるで『キムタクのPV』のような印象もありました。目玉とされている100人斬りの殺陣シーンが3回あるのですが、木村の役は不死身の設定だけに、勝負に負けるわけがなく、一度倒れたと思っても復活する。その際、原作を知らない人の中には、『あ、生き返るんだ』と、思わず笑いが出てしまった人もいたみたいです。敵役の首が飛んだり、血みどろになったりなど、グロテスクなシーンも多くて、女性ウケは厳しそうです」

 元々は、SMAP騒動が勃発する以前に企画されたものの、必然的にグループ解散後初の主演映画となった同作。ジャニーズサイドは、解散騒動における木村のイメージダウンを覆そうと、大ヒットに向けて躍起になっており、なかでも光明となっているのが、“人気漫画原作”という点のようだ。大ヒットした映画版『るろうに剣心』同様、原作ファンを取り込めれば、動員にも期待がかかるが……。

「正直、映画の面白さで言えば、『るろうに剣心』の方が勝っていた印象です。途中、記者から『飽きた……』と言わんばかりのため息も聞こえてきたし、マスコミ関係者の間では『大ヒットは難しいのではないか』とささやかれています」(同)

 業界評はイマイチの『無限の住人』だが、果たして公開までに、どれだけ世間の興味を引くことができるだろうか。

最終更新:2017/02/08 07:00
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