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誘拐殺人の末、遺体にかぶりつき……インドで男児を狙ったカニバリズム事件が続発

konbini0226.jpgイメージ画像(Thinkstockより)

 女優・清水富美加の電撃出家の一因は、彼女が出演する映画での人食シーンへの抵抗だったともされているが、インドではホラー映画をも凌駕する凄惨なカニバリズム事件が発生した。

 英タブロイド「THE SUN」によると、同国北部のウッタル・プラデーシュ州ピリビートに住む20代半ばのナジーム・ミヤンという男が、外で遊んでいた7歳の男児を自宅に誘い込んで殺害。頭部を切断して内臓をえぐり出した上、その一部を食べるという猟奇的行為に及んだのだ。ミヤンの母親が、まさに彼が遺体にかぶりついているところを発見したという。

 通報を受けて駆けつけた警察官は、「床の上に横たわる遺体の傍らに、切断された頭部があった。腹部の皮膚は引き裂かれ、内臓や血痕が部屋中にまき散らされていた」と、現場の凄惨な状況を語っている。

 ミヤンはこの時、遺体のそばに座っており、抵抗を見せることなく、警察に逮捕されたという。

 その後、連行された警察署は、事件を聞きつけ、ミヤンに私刑を与えようと集まった群衆に取り囲まれ、一時騒然となった。

 警察の取り調べに対し、ミヤンは支離滅裂な言葉を繰り返すばかり。薬物常用者だったという情報もあり、公判での真相究明が待たれるところである。

 ちなみに同国北西部のパンジャーブ州では1月、16歳の少年が9歳の男児を殺害して肉や血を食らうという事件が起きたばかり。

 続発する食人事件について、バックパッカーとしてインドに長期滞在する男性はこう話す。

「インドでは、貧困層や若者の間で質の悪い薬物がまん延していて、中毒者による凄惨な猟奇殺人が頻発している。たまたま“食人”という刺激的なキーワードがあったために国際的ニュースとなっただけで、地方紙にも扱われない猟奇殺人は数多い」

 経済的には大国にのし上がりつつあるインドだが、名実ともに先進国となるには、まだまだ時間がかかりそうだ。

最終更新:2017/06/12 12:12
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