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中国の国定教科書が、日本の無修正エロ動画を堂々掲載! 犯人は出版社の人間か?

中国の国定教科書が、日本の無修正エロ動画を堂々掲載! 犯人は出版社の人間か?の画像3作品の中には「放課後」という日本語が読み取れる

 警察はサイトが何者かによって乗っ取られたと見ているが、中国ネット事情に詳しいルポライターのバーナード・コン氏によると、出版社が関わっている可能性もあるという。

「分別のつかない未成年がアクセスして、知らないうちに課金サイトに入ってしまうので、ハッカーがサイトを乗っ取ったとしたら、なかなか賢い。しかも教科書となれば、全国の数千万人の生徒が読むことになる。もうひとつの可能性としては、教科書の出版社側の人間がグルになっているということ。初めに教育系サイトを立ち上げておいて、政府による教科書審査の通過後に、アダルトサイトに変えてしまうのです。日本ではあり得ないことですが、中国の教科書は個人サイトやドメインの怪しいサイトも、平気で『関連情報サイト』として掲載してしまう。こういう状況なので、裏で“ビジネス”をやっている人間がいてもおかしくない」

 一方、この教科書の出版元である人民教育出版社は、中国教育部の傘下にあり、70年近い歴史を持つ由緒ある国営出版社。同社は今回の騒動に関して、「すでに被害届を提出した。サイトを乗っ取った人物が、早急に逮捕されることを願っている」と答えている。今回、リンク先にあったアダルト動画を見てみると、日本のAV作品だらけだった。中国共産党の認定する教科書が、日本のAV作品の素晴らしさを生徒たちに広く知らしめた結果に、失笑を禁じ得ない。
(文=青山大樹)

最終更新:2017/02/27 14:00
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