日刊サイゾー トップ > その他  > 『信長の忍び』PDが明かす制作秘話
【おたぽる】

祝・2期放送決定!『信長の忍び』の制作から販売&配信まで、丸ごと石山桂一PDインタビュー!!

―― 歴史をしっかり抑えているのは、『信長の忍び』のすごいところですよね。

石山 そうですね、各キャラクターを面白おかしく描いていますが、実はほぼ歴史は曲げてないというところが評価されていますし。織田信長を取り扱った小説にだって、記述がないようなキャラクターもしっかり抑えていますからね。

 そういう『信長の忍び』なら、オフィシャル的な動きにも参加できると考えています。たとえば今年2017年は岐阜で「岐阜市信長公450プロジェクト」が立ち上がって盛り上がっていますが、そういった動きにも参加できると思うんです。残念ながら「岐阜市信長公450プロジェクト」には、時期的に『信長の忍び』は準備が整えられなくて参加できなかったんですが(※「450プロジェクト」は1567年の織田信長の岐阜城・入城から450周年を迎えることを記念したプロジェクト)。

 ただ、『信長の忍び』は2クールも放送してきて、さらに今後もさらに続きますから、そういった交渉もしやすくなりました。色んな形で『信長の忍び』を目にしていただく機会も増えると思います。

1703_nobu03.jpg常に3人セットで登場する美濃三人衆

―― 岐阜県は『君の名は。』の飛騨市、『聲の形』の大垣市もありますし、アニメに対しても理解がありそうですね。

石山 ありますね。それに紙上だけのものではなく、すでにキャラクターが動いて話すTVアニメがあるのも大きかったと思います。岐阜市の方とかにも説明しやすかったですね。それに『信長の忍び』のキャラクターデザインは可愛いは可愛いんですけど、萌え萌えな美少女美少年というデザインではないので、そういった意味でも相性がいいかなと思います。

 いずれ、岐阜周辺ではイベントもぜひ開催しみたいですし、そこにはお膝元ですから落合福嗣さん(今川氏真、安藤守就役ほか)にも登場してもらえたらな、と思っているんですよ。愛知や岐阜県ではやっぱり知名度が高いですから(笑)。

―― 知名度抜きにしても、ああいう太いタイプの声質の声優さんは、若手では意外と少ないタイプと思いますから貴重ですよね。

石山 そうなんですよ。それに実は芸達者で。今、「美濃三人衆」を演じていただいていますが、2期で登場する「三好三人衆」も、同じ3人に演じてもらうことになってまして(森嶋秀太、高橋伸也)。これがまたかなり楽しい感じで演じてくれましたし、この3人にはいろんなキャラを演じてもらっていますので、楽しみにしていただければと思います。

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