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激安中国茶は危ない!? 出がらしや油まみれの「ゾンビ茶葉」が流通中

 報道を受け、ネットでは「道徳心がここまで地に落ちて、まだ希望はあるのだろうか?」「国務院(日本の内閣に相当)の食品衛生監督部門は、ただのお飾り?」などと、絶望や怒りの声が噴出。「お茶を飲むのも命懸けだ」と皮肉を述べる者もいた。

 しかし、不思議なことに、後追いするメディアはそれほど多くない。いつもは不祥事があればすぐに飛びつくはずなのに、いったいなぜだろうか? 中国茶を日本に輸出している日本人は、こう説明する。

「中国茶は偽物が多く流通していますが、当局はそれほど摘発に力を入れていません。なぜなら、茶が中国人の生活に、あまりに密接に関わっているからです。取り締まりを厳しくすれば流通量が減り、価格が上がります。生活に密着している茶の価格上昇は、国民の不満に直結する。今回、国内メディアが沈黙して後追い報道をしないのは、当局が規制している可能性もあります」

 カネのない庶民は黙って毒茶を飲んでおけ、ということか。日本でも、安い中国茶には気をつけたほうがよさそうだ。
(文=中山介石)

最終更新:2017/04/26 14:00
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