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プロボクシング村田諒太“疑惑の判定負け”にフジテレビ大喜び!?「再戦なら視聴率20%確実!」

「昔、亀田興毅とファン・ランダエタで疑惑の採点騒動があったときは、亀田がダウンを奪われて試合終盤にヘロヘロの状態だったのに結果は判定勝ちでした。このときは放送局のTBSにも抗議が殺到する事態になったんですが、視聴率は関東平均42.4%で、気をよくしたテレビやプロモーターはすぐに再戦をマッチメークしたんです。結果は亀田が勝利して関東30.1%の視聴率を取りました。実はあのとき、ランダエタを招へいして興行に関与していたのが、他でもない帝拳ジムだったんです。大手のジムに気を使った“亀田寄りのジャッジ”という見方が出るのを恐れた業界人は、それを隠すためにメディアで『採点は妥当だった』なんて話を振りまいていました。今回も帝拳ジムが怒っているので、誰もそれに異を唱えられない状況が出来上がっています」(同)

 また、この記者は「今回の興行はチケットが売れず大赤字だったんですから。回収するならどんな手段でもとるはず」とも明かしている。

 ロンドン五輪・金メダリストの村田がプロ転向したのは、フジテレビと大手広告代理店の電通が組んだ「一大プロジェクト」だったといわれ、広告スポンサーが大量に付いた壮大なビジネスだった。

 村田をスターにしようと必死のボクシング界。原則的に世界タイトルマッチでの連続した再戦はルールで禁止されているが、「本来は世界戦で調整試合を挟まないダイレクトリマッチは禁止されているのに、タイトルマッチの承認料を稼ぐためにはWBAも喜んで特例をつくるでしょうね。こういうのを業界では帝拳マジックって呼ぶんですよ」と記者。

 初の世界タイトルマッチで多くのファンに「勝っていた」と支持され、その実力が世界でも十分通用することを証明した村田だが、周囲の騒音に惑わされず研鑽に励んでほしいところだ。

最終更新:2017/05/25 20:00
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