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【messy】

ヤリマンの悔やんでも悔やみきれないセックス~小さいのにドヤ顔のアメリカン、3~5秒でイク男

まんこ史上最悪の事件。
ヤリマンだったわたしの性春を今日はふり返ってみようと思う。

親ゆびサイズでドヤ顔するアメリカ人

もう遠い過去で彼の名前を思い出せないのだが、彼を仮にジェームスと呼ぶことにしよう。

あれは私が二十歳のころ。ジェームスとはクラブで出会ったのだが、外見がもろ当時のタイプで、なんと最寄りの駅が一緒だった事もあり盛り上がりながらお持ち帰りに成功した。

当時、私は実家暮らしだったが、親にばれないように度々お持ち帰りしていた。だが……。
その日、親の目を盗んでまでジェームスを持ち帰った事を後悔するはめになるのを、帰宅途中の私はまだ知らない。

金髪に碧眼。透き通るような白い肌に整った顔立ち。
当時、外国人フェチだった私にジェームスのルックスはまさにビンゴだった。

おまけに物腰は柔らかく優しい。

ジェームスに一目惚れして「I wanna fu*k you!(あなたとヤリたい)」とストレートに逆ナンしたのは私。
ジェームスもまんざらでもない笑顔を浮かべて、あっさりお持ち帰りに成功したのだ。

ところが。

家に連れて行き、密室で二人きりになると彼は豹変した。
あの優しくて穏やかな彼が、ワイルドに私の服を激しく脱がし始めた。まるで映画のワンシーンのように。
「I wanna fu*k you」の呪文を囁いた時から、彼はもしかしたらずっと発情していたのかもしれない。

私のまんこもさらに熱くなった。
前戯などいらない。早く挿れてくれ!
私の濡れ濡れまんこに、ジェームスのぶっといちん…………

!!!!!!!!!!

神々しく登場したジェームスのちんこは、ちんまりとした親ゆびサイズだった。
それなのになぜか自信満々にドヤ顔しているジェームス。

さらに

「どうだい? やっぱりアメリカ人のオチンチンは大きいだろう?」

とドヤ顔MAXで私に聞いてくる。

あ然。そりゃデカけりゃいいってもんじゃないけど、自分では「デカい」って思ってるんだ……?
苦笑いを浮かべるしかない私だったが、それでも私はまだ期待していた。
もしかしたら、ジェームスのちんこは小さいながらも素晴らしいモノかもしれない。こんなにも彼が自信満々なのだから。

一縷の望みをつないだ。

いざ、挿入。

???????????

えーっと、入ってるのかな?

「オーイエス!! オーマイガッ〜!」

表情を歪めて興奮するジェームスを見て、私はひとり冷静だった。

入ってるのか………。

何も感じねぇ…………。

「どうだい? アメリカ人のオチンチン。大きいだろう? ん?」

激しくピストン運動しながらジェームスはまたドヤ顔で聞いてきた。
ジェームスの汗が光る。

「う……うん」

そう言うしかなかった。お願いだから早くイッてくれ。早く寝たい……。
まさかセックス中にそう願うことがあるとは。

「アメリカ人のオチンチン大きくて痛くないかい? 大丈夫かい?」

ジェームスは追いうちをかけるように聞いてきた。

痛いわけねーだろ……。入ってるかどうかも分からねぇよ………(涙)

「オーイエス! オーイエス、アイムカミンッ!!!」

ラストスパートはものすごく激しい腰使いで突いてきたジェームスだったが、最後まで入ってるかどうか分からないまま試合終了。
ジェームスとのセックスはこれが最初で最後だったが今もジェームスはこの広い空の下のどこかで言っているのかもしれない。

ドヤ顔で。

「僕のオチンチン大きいだろう?」

まだある。

続いてのまんこ史上最悪な事件。こちらこそ、私のまんこにとって人生一番最悪な事件かもしれない。

1時間待たされたのに3秒でイク男

あれはおととしの冬。
まだ今の彼氏に出会う前で、ヤリマン絶好調だった頃。

その夜相変わらず私は発情していてヤリたくてヤリたくて仕方なかった。
あまりにもヤリたすぎて、一人でクラブに男狩りへ。

私のまんこはかなり発情していたが、獲物はじっくり厳選して選ぶ。それが私の性のモットーだ。

だ、れ、に、し、よ、う、か、な。

女で良かった、と思う瞬間。ヤリたい時にヤレる。
なぜなら男子は女子と違って警戒心が薄いため、すぐにセックスに持ち込める。そりゃそうだ、いろいろな面で男と女の関係性は非対称だ。男がヤリたがって女はもったいぶって与えるとか、男の方が力が強くて暴力行為をやりやすい(容易だ、という意味で)とか。

その夜、私は沢山の男と連絡先を交換した。
この中から今夜ヤる男を決めよう。
そう思っていたが、なかなかヤリたいと思う男がいない。
いくらヤリマンのまんことはいえ、「来るもの拒まず」ではないのだ。

しかし、強いて言うなら一人ましなのがいた。(ひどい言い方……)

二十歳の大学生の圭君。(仮名)

圭君は、口が開くたびむわぁぁぁんと口臭が漂ったが、外見はこの夜出会った中で一番タイプだった。
そして、連絡先を交換する時に事前にオチンチンも触って大きさや形などチェックさせてもらったので口臭をのぞけば合格だった。

しかし合格といえど、なかなかクラブを一緒に出てまでの“やる気”にならなかったので、結局朝まで誰もつかまえずに一人でクラブを出る事にした。こういう日もあるのだ。

連絡を交換した男達は、やる相手を必死に探しているためか、LINEを積極的に送ってきていたが、それでも私は一人で帰ることにした。
あれだけ発情していたまんこは、炎が消えたように落ち着いていた。

圭君からもLINEが来ていたが、既読スルーしたまま電車に乗り込んだ。

家に帰って寝よう。
そう思いながら最寄りの駅に着いた頃。

あっ、やばい………。

まんこの炎が再び燃え上がる。

ああっヤリたい!
やっぱりヤリたい!!!!!!!!!!

気がつけば、最寄り駅から自宅に帰る道を歩きながら、口臭イケメンの圭君に電話をかけていた。

「もしもし」

ざわざわした雑音の中、圭君の声が響いた。

「今どこ?」

「今友達とごはん食べてるー! どしたの?」

圭君がとぼけたように聞く。分かってるくせに。

「今からうち来ない?」

率直に聞いた。

「ええっ今から? 今◯◯駅のファミレスなんだけど。行きたいけどもう渋谷の方から離れちゃったよー」

◯◯駅は私の家から結構遠かった。そして圭君はもうやる気より面倒くさい気持ちの方が勝っている。それは通話している圭君の口調でよく分かった。

しかし、私は譲らない。燃えさかるまんこのために。
お願いだ。早く私のまんこを消火してくれー!

「ヤリたい。セックスしよう」

「……分かった。じゃごはん食べたら向かうよ。どこ住んでるんだっけ?」

よっしゃ!!! 思わず心の中でガッツポーズをきめる。

「◯◯駅」

「遠っ! てか俺今日お金使い過ぎて、そっち行っても帰りの電車乗る金ないや。千円貸してくれない?」

……どんだけ金ないんだよ……そう言いたかったが

「オッケー!」

すんなり受け入れた。とにかくヤリたい! ヤリたい! ヤリたいー!

「じゃ、◯◯駅の改札出たところで待ってるね」

そう言って電話を切った。

自宅に向かっていた足を止めて、駅まで引き返す。

というのも、圭君の携帯の充電がなくなりかけているということで、念のため駅で待つことにしたのだ。
それに一度家に帰ったら、だらけて外に出るのがおっくうになりそうだ。

真冬の早朝、私は圭君が来るのを待った。
風が冷たい。
手がかじかんだが、もうすぐヤレると考えたらなんとか厳しい寒さも我慢できた。全てはヤるための修行だと思えばいい。
体は冷えてもまんこだけは真冬の寒さにびくともせず熱いままだった。
しかし時間が経つのが遅い……。
体は疲れきっていた。元気なのはまんこのみだ。

一時間経った頃、ようやく圭君が到着した。
さっきまで暗かった空はもう明るくなっていた。

やっとヤレる!!

沈みきっていたテンションが一気にあがった。

家に連れ込み、最初に約束していた千円を渡す。「貸す」という建て前だが、たった千円といえど、まるで買春するおっさんの気分だ。

しかしそんな事はどうだっていい。

「ねぇ、早く挿れてぇん」

甘く囁くと圭君の元気な硬いおちんちんがひょっこり顔を出した。
ゴムをつけていざ挿入開始。

「ああん」

挿れた瞬間に気持ちいい!!! 最高!!! と衝撃が走る。寒空の下、待っていてよかった。

しかし……

「あっ!」

挿れてわずか3秒。

圭君の動きがピタリと止まる。

「ん? どうしたの?」

嫌な予感がする……。

「ごめん、出ちゃった」

ガーン

えええええっ

まるでギャグ漫画のような光景。

「ちょっ、嘘でしょう? ねぇ? もう一回しよう?」

慌てて圭君に詰め寄る。
一時間も寒空の下待たされて3秒とは……。
いくら私から誘ったとはいえ納得できなかった。

「俺、早漏なんだわ。いつももって1分くらいかなー」

のんきに圭君は言う。

「それ、最初に言ってよね!!!」

体質だから責めても仕方ないのは分かっていたが、どうしても怒りの感情が爆発せざるを得ない。

「とにかく二回戦!!」

私は必死だった。

私の勢いに押され、圭君はしぶしぶ二回戦をしてくれる事に。

「二回目ならもうちょっと長くやれると思う」

圭君が言う。

その言葉を信じて、いざ二回戦突入。

「ああんっああん」

挿入してからわずか10秒程経過した頃だろうか。

「あっ!」

再び圭君は叫ぶ。

またもや嫌な予感が走る……。

「何?」

冷ややかな視線を浴びせ圭君に聞いた。

「これ以上動くとまた出ちゃいそう」

アゲイン!?

「まじか……」

がっくり。
しかし、もう私は何も言わなかった。

その後、わずか5秒ほど腰を動かしてイッてしまった圭君。

二回戦終了。

私はシャワーを浴びるだけ浴びて横になった。

「ねえ、普段何してんのー? また遊ぼうよー」

一人だけ二回もイッてスッキリしている圭君は元気に話しかけてきた。
絞り出すような声でなんとか相槌を打つが内心早く一人になりたい、と願う。もう寝たい。

「もっと話そうよー? ねぇ?」

圭君はめげずに話しかけてきたが、もう私には圭君に応える気力も残っていなかった。

「俺、帰るよ? 話してくんないなら」

すねた子供のような口調で圭君が言ったので

「ごめん、眠い」

と返した。

「あっ、千円ありがとう! 今度返すね」

健気に圭君が言ったが、私は

「大丈夫。あげる」

と遠まわしに「次回はない」ということを伝えた。

一時間待って3秒と15秒で終了したセックス……。
言い方を変えると3秒のセックスのために一時間も待ったのだ。

早漏なのは仕方ない。本当に心から愛するひとがもし早漏だとしても普通なら愛でカバーできるだろう。
だけど、遊びで早漏の男に当たるのは勘弁してくれ……。まんこが災難すぎる。

二回もセックスしたのにスッキリするどころか余計欲求不満が蓄積した最悪な日になったのは言うまでもない……………。

愛がないからこそ、いいセックスしかしたくない。
そんな私のヤリマン性春期の話である。

最終更新:2017/06/11 07:10
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