日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 民進・山尾議員に名物編集長も激怒
週刊誌スクープ大賞

「山尾がゲス不倫。民進党死んだ!」文春砲に沈んだ民進党・山尾志桜里議員に、名物編集長も激怒!

 ところで週刊現代の編集長が鈴木崇之に替わった。私のところにも就任のあいさつが来た。中にこうある。

「二度目の大役ではございますが、心機一転、皆様のご期待に添うよう努力いたす所存です」

 読者の皆様という意味だろう。特定の上司の期待だけに添うのではないことを期待したい。

 次は新潮が報じている私学の雄たる慶應義塾大学のおかしな教授の話。簡単にいうと、慶應の湘南藤沢キャンパスにいる総合政策学部・奥田敦教授(57)が、2年生の斉藤菜穂(21・仮名)を洗脳し、自宅に軟禁状態にしていたというのである。

 奥田教授はイスラム刑法の権威だそうだ。斉藤は大学に入るとアラビア語やイスラム関係の授業ばかりを履修するようになったと母親が話している。

 奥田に指導され始めると、サークルを辞め、帰宅が遅くなり、研究室に泊まることも多くなったという。

 1月下旬に家出をする。いったんは帰宅するが、2月下旬には奥田と2人っきりで1週間、沖縄国際大学へ行ったそうだ。

 両親は大学側に相談し、ようやく調査委員会を立ち上げたが、そこで何が話し合われているのか一切知らせてこないという。

 やがて娘が、奥田研究会がヨルダンでやる研究会に参加するとビザを取り、大学側も参加を許可したことで、両親はたまらず旅券を取り上げた。

 そした8月17日の午後9時過ぎに、娘がいる奥田のマンションに両親や数人の人間が押しかけ、「描写をはばかられる姿で震えていた」(新潮)菜穂を“救出”したのである。

 その現場には不可解なことに奥田の妻もいたという。妻がこういっている。

「奥田は一昨年も学内でセクハラ委員会を立ち上げられています。主人が言うには、7月ごろに湘南台のマンションにゼミの女子学生を連れてきて、一晩中話したとのこと。(中略)自宅に連れ込んで一晩中、という時点で教員としてアウトだと思う」

 奥田教授は新潮の取材に対して「コメントできない」の一点張り。慶應の広報室も「大学としても調査ならびに当該教員への対応を継続して行っております」と、要領を得ない。

 ある種の洗脳のようなものを受けているとすれば、娘はまた奥田の元へ戻ってしまうのではないか。大学はもっと積極的に、問題があると思われる教授に関与するべきだと、私も思う。

 9月6日の『とくダネ!』(フジテレビ系)を見ていたら、北朝鮮問題で近藤大介週刊現代編集次長が出ていた。

 先週の「朝鮮労働党幹部が本誌だけに語る」という記事が注目されたのであろう。彼のすごいところは、英語はもちろんのこと中国語から韓国語、北朝鮮語(韓国語とは少し違うらしい)まで操れることだ。

 奥さんは中南海の要人の令嬢だから、通信社の記者よりも幅広く深い情報を持っている。彼はこれから北朝鮮や中国問題では重要なキーマンになるだろう。

 その彼が今週は、金正恩といえども、嫁さんの李雪主には頭が上がらない、彼女の動きを知ることが、北朝鮮のこれからを占う大事なものになると書いている。

 李と金正恩が結婚したのは2年前、まだ28だそうだが、驚くのは、李はかつて金正日総書記のナンバー2として君臨していた、張成沢の愛人だったというのである。

「張成沢が、大同江の川辺に『会館』と呼ぶ個人用宴会場を設置し、若い女性歌手たちをホステスとして侍らせていた。(中略)上昇志向が強い李雪主もその一人だった。
 そんな中で張成沢は。同郷の李雪主を気に入り、愛人にした」(近藤)

 その後、若い金正恩を背後から操ろうと、張成沢は妻を通じて、李雪主を金正恩に引き合わせ、李は間もなく妊娠し、金正恩は李と極秘結婚したというのだ。

 だが金正恩が、ある芸術団の事件を調査している中で、愛妻と張との「過去」を知ってしまったという。

 それが張を含む3,000人が処刑された「張成沢粛清事件」の核心だというのだ。

 だが、李は粛清されずに、それ以来、一層パワフルになっていったという。李はあたりを憚ることなく、夫・金正恩の執政にズケズケと口出しするようになったそうだ。

 李は陰の実力者であり、金正恩の強行姿勢も李の「超強気」に影響されているというのだ。

 面白すぎる話だが、真偽のほどを判断する情報が私にはない。

 その北朝鮮はミサイルや核実験を止めようとしていない。ポストによれば、安倍首相は、北朝鮮がミサイルを発射する前日に限って、総理公邸に泊まっている。

 それはアメリカから情報をもらっているからだろうと推測している。たしかに、8月は25日と28日にだけ総理公邸に泊まっているが、その翌日に北朝鮮がミサイルを発射している。

 したがって、Jアラートのようにアラームが鳴っても間に合わないのではなく、Aアラート、安倍アラートのほうがより信頼性が高いというのである。

「国民ができ得る現実的な対策は、通信社や新聞社がインターネットで速報する『首相動静』を見ることかもしれない」(ポスト)

 これからは首相動静が、北朝鮮の動きを知る大事な情報になることは間違いないが、国会が始まると、毎晩、公邸ということにならないか。

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