口移しで風俗嬢にクスリを吸引させた清水良太郎――密室で「キメセク」を強要する悪質な風俗客
10月12日、覚せい剤取締法違反(使用)の容疑で逮捕された清水良太郎容疑者(29)。17日には、父・清水アキラ(63)が設立した芸能事務所・清水エージェンシーを解雇処分されている。清水容疑者は今年2月に違法賭博疑惑を報じられ、芸能活動を休止。6月に復帰したばかりだった。
清水容疑者は、10日に東京・池袋のラブホテルで派遣型ヘルス(デリヘル)を利用。派遣された風俗嬢の女性が「男に薬物を飲まさせた」と通報し、逮捕に繋がった。清水容疑者は女性に無理矢理薬物を飲ませて“キメセク”を行おうとした、という見方が強い。
20日発売の「フライデー」(講談社)には、清水容疑者を警察に通報した風俗嬢の女性のインタビューが掲載されている。風俗嬢の愛さん(仮名/30代)は、同誌の取材に対し、清水容疑者からキメセクを提案されたこと、そして無理矢理クスリを飲まされそうになったことを明かしている。
清水容疑者は逮捕された日、「ハヤミ」という名前でデリヘル店を利用。11時半から2時間のコースを予約していた。愛さんが派遣された部屋に入ると、すでに興奮している清水容疑者の姿が。自分で持ち込んだ電マを局部に当てて遊んでいたようだ。そして、会うなり、“即尺(フェラ)”を要求してきたという。
愛さんはインタビューで、清水容疑者から「クスリをキメて、セックスしよう」とキメセクを提案されたこと、プレイ中に清水容疑者が専用のパイプで薬物を吸引しはじめたこと、そして無理矢理、薬物を吸わせようとしてきたことを明かしている。清水容疑者は、愛さんの鼻の穴を塞ぎ、口移しで煙をいれてきたという。愛さんは「文句を言うと何をされるかわからないので、『やめてよ~』と冗談っぽく返すのが精一杯」だった。清水容疑者は結局ひとりでクスリを吸引し、興奮度が高まった状態で電マを局部に押し付け、「あ~、超気持ちイイ!」と叫びながら絶頂に至った――。
密室で知らない男にクスリを強要されるというのは、あまりにも恐ろしすぎる出来事。愛さんも「いま考えても、恐怖で身がすくみます」と当時を振り返っていた。派遣型風俗は、客の自宅や指定されたホテルに嬢が派遣されるシステム。そのため、店舗型風俗と違って、店の監視が届きにくい。都内のデリヘル店に勤めるA子さんは、「何かトラブルがあったら、店に電話するように」と言われているそうだ。しかし、実際トラブルが起きた場合、すぐさまスタッフが現場に向かうことは難しいだろう。愛さんも終了時間ギリギリまで耐え、逃げるようにホテルを出たと話している。
実際、彼女のように、客にクスリを強要された風俗嬢はいるのだろうか――。風俗では該当する女性を見つけることはできなかったが、男性同性愛者やバイセクシャルを接客する「売り専」に務めていた男性が、「クスリをキメている客に何度も遭遇していた」と話す。
「部屋に入った瞬間、クスリの匂いがするんですよ。形容し難い独特な匂いです。ハーブだったり、危険ドラッグの『ラッシュ』が多かったですね。ある客は2時間で6回は吸引していました。クスリをキメた客って、尋常ではないんですよ。喘ぎ方もスゴいし、痛覚が鈍っているのか、強めにフィストファックしても悦んでいました。幸いにも僕はクスリを強要されることはありませんでしたが、知り合いの元ボーイは無理矢理キメられたらしいと聞きました。これは風俗と違って客の人口が圧倒的に少ない売り専特有なのかもしれませんが、クスリをキメた客にはちょいちょい遭遇していましたよ。店側も『絶対怪しい』と思った客にはボーイを派遣しないようにしていましたが」
風俗嬢と売り専とでは、状況がかなり異なるが、男対男であっても、密室にクスリをキメた男がいるというのは、恐怖を覚えることだろう。そういうリスクもあるから、高額の収入を得ることができる……という言葉では片付けられない問題だ。
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