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映画『最低。』公開記念

AV業界の頭脳たちが一堂に会す!? SODの極秘ミーティングに潜入!

 数多くの著名な監督たちが在籍する、AV業界の最右翼SOD(ソフト・オン・デマンド)。そんなSODもとい、AV業界の頭脳たちが一堂に集結するミーティングが、月に一度行われていることはご存じだろうか?

「ミーティングとはAV監督が40~50人がひと部屋に集まって、SODのプロデューサーさんのAV企画のプレゼンを元に、各監督が立候補する“競り”のようなものです。そこで手を挙げた監督の中から、SODさんから後日正式にオファーが来るという流れなんです。今月はアクメ物とか痴漢電車といった企画がありました」

 そう語るのは、映画『テレクラキャノンボール』でもおなじみの、カンパニー松尾監督。プロデューサーの出した企画を監督が実現するという流れだが、ということは監督たちから共感されずにボツになった、まだ見ぬどエロい企画もあるのではないだろうか? そんな、まだ日の目を見ないAVの情報をいち早く入手するために、10月某日、われわれ取材班はSODの本社に突撃した……が、われわれが到着する頃には会議は既に終わっていた。

「このまま手ぶらで帰るわけにはいかない」……そう考えていると、監督たちが別の部屋に移動し始めた。なんと、この日は会議の後に、現役人気AV女優・紗倉まなの小説を映画化した『最低。』の試写会が行われるという。

 

 いまや世界中に熱心なファンを持ちながら、世間から“最低”という偏見を持たれているAV女優という職業に足を踏み入れ、不安や孤独に苛まれながらも自分らしく生きようとする女性たちの姿を描いた本作。それでは実際の制作の現場を誰よりも知るAV監督たちの目にはどう映ったのか? 試写後に感想を直撃してみた。

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