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週刊誌スクープ大賞

日馬富士暴行問題、当局による「白鵬を刑事訴追」まであった!? 検討された“主犯”のシナリオ

 さて、私はよく知らないが、太川陽介と藤吉久美子夫妻は芸能界きってのおしどり夫婦といわれるそうだ。

 2人は95年に結婚し、01年に長男を出産している。

 その藤吉が、大阪朝日放送のゼネラルプロデューサーで50代後半の既婚者Aと怪しい関係になったと文春砲が報じた。

 11月23日、Aと藤吉の姿が宮崎県都城市にあった。藤吉は地元の祭りに出ると、スタッフたちとホテルに戻った。

 Aと藤吉は同じフロア。11時半ごろ、Aが部屋を出て藤吉の部屋へ入る。Aが藤吉の部屋を出てきたのは翌朝の8時半だという。

 その時の姿は、グラビアで見ることができる。12月9日、太川に見送られた藤吉は、Aのマンションに行き、2時間あまりして2人で出てくる。

 そこを文春は直撃している。Aはホテルで朝までいたことはないと否定。藤吉も、Aに対して恋愛感情はないと答えている。

 意地悪な文春は、太川に「Aと藤吉が不倫している」と聞きにいっている。

 妻に不倫などないといっていた太川だが、文春がさらに不倫の一部を伝えようとすると、それを遮って、

「ごめん、それ以上は聞きたくない」

 その後、再び文春が太川に電話すると、藤吉から説明を受け、「そういうのじゃないから」といわれ、「ただねぇ、誰が見たって疑わしいに決まってるだろうと。何をやってんだ、バカモンて(笑)」。僕的には納得したし、そこだけは信じてあげたいと話した。

 藤川は、テレビの取材に号泣したそうだが、離婚はしないようだ。

 こうした太川の心の大きさが、おしどり夫婦といわれる所以なのだろう。

 私事で恐縮ですが、今きたメールのことについて話をさせていただく。

 私の従弟の山田隆志が肺がんで亡くなったという知らせだった。私より1歳年下。

 最近は会っていなかったが、子どもの頃は兄弟同様に育ち、よく彼の家の前の原っぱで、凧揚げしたり、ベーゴマや爆竹を鳴らしたりして遊んだ。

 東京の中野だが、その頃は小川も流れ、ザリガニのいる大きな池もあった。

 読売新聞に入り、記者ではないが仕事も順調で、結婚して子どもは女の子2人だったと記憶しているが、幸せな人生だと思っていた。

 だが、奥さんが早く亡くなり、子どもの世話と会社務めで大変だった時期がある。娘2人を愛し、無事定年を迎えて、悠々自適に暮らしていると思っていたが、今日、突然の訃報に驚いている。

 この歳になると、自分より下の人間が亡くなるのが辛い。自分を見送ってくれる人間がどんどん少なくなってくるからでもある。

 隆志の死は、私の子どもの頃の思い出を蘇らせた。敗戦直後の貧しい時代と、抜けるような青空を。東京にだってでっかい空があったと、高村光太郎にいってやりたかったな。

 ところで、いまだに日馬富士騒動が話題である。貴乃花親方が口を開かないことで、問題解明にならないからだが、週刊誌の白鵬叩き、モンゴル力士叩きは、少し度を越してきているのではないかと思う。

 このままいくと、モンゴル人への差別につながりかねない。そう危惧する。

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