元巨人・村田修一、浪人で年越し……「閉店間際のスーパー」状態で“年俸20分の1”の恐怖

2018.01.02

写真:YUTAKA/アフロスポーツ

 プロ野球・読売ジャイアンツをお払い箱になった村田修一の行き先が決まらない。本塁打王に2度輝き、2017年も推定2.2億円の年俸を稼いでいたスラッガーが今年、サラリーマン並みの年俸で働く可能性が出てきた。

 2002年に当時の自由枠で日本大学から横浜に入団した村田は、すぐにレギュラーを獲得して1年目から25本塁打を打つと、07年、08年には連続で本塁打王を獲得。11年オフにFAで巨人に移籍し、主力として活躍してきたが、昨季はマギーの加入によって控えに回り、シーズン終了後に自由契約となった。12月28日に37歳の誕生日を迎えた村田だが、実力的にはまだ十分活躍できる。それだけに、戦力外通告は本人のみならずファンにとっても衝撃だった。フリーのスポーツライターが言う。

「村田への戦力外通告には大変驚かされましたが、同じポジションにはマギーと岡本がいますし、今季の.262、14本、58打点という数字と2.2億円という年俸、37歳という年齢を考えると、『いらない』という結論になったのでしょう。サードが手薄なチームというと、中日、ヤクルト、ロッテなどで、このうちヤクルトとロッテはリーグ最下位でしたから、すぐに飛びつくかと思われましたが、ともに監督が変わったことで、出足が鈍りましたね。新監督は自分の手腕を見せたがるもの。FAで大物を獲るよりは、チームで埋もれた選手をうまくやりくりしていきたいのでしょう」

 かくして、まさかの“浪人で年越し”となった村田。昨季118試合に出場した右のスラッガーは、このまま引退することになるのか? 週刊誌記者は語る。

「ある野球関係者は、村田のことを『閉店間際のスーパー』と評していました。最初は、どこかのチームがすぐに飛びつくと思っていたものの、値段が高くて誰も手を出さなかった。そこで2割引、3割引のシールが貼られれば、誰でも“もっと安くなるはず”と思うはず、という意味です。かつてプロ野球界は、一度でも高給取りになった選手は必要とされなくなれば引退するだけでした。しかしそれを覆したのがカープです。カープは、山崎慎太郎、豊田清、石井琢朗、出戻りの新井貴浩など、かつて他球団で高給取りだった選手を1,000万~2,000万円で獲得して上手に起用し、『そういうやり方もあるんだ』と、球界の常識を壊しました。落合監督が中日時代、中村紀洋を年俸500万円で獲ったのも、そういった流れです。村田は『お金にはこだわらない』と言っており、年俸は完全に球団側の言い値です。実績を考えればどこかが必ず手を挙げると思いますが、1,000万円程度で契約することになるんじゃないでしょうか」

 それでも路頭に迷うよりはマシ。今年は“男・村田”の正念場になりそうだ。

 

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