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週刊誌スクープ大賞

紀子さまと眞子さまが“完全断絶”……週刊誌の「小室家バッシング」が止まらない!

 朝日新聞といえば、先日、『記者襲撃』(岩波書店)を上梓した元朝日新聞記者・樋田毅氏と会った。

 これは、1987年5月3日、午後8時15分ごろ、朝日の阪神支局を目だし帽を被った男が散弾銃を持って侵入し、小尻知博記者を射殺し、犬飼兵衛記者に重傷を負わせて逃走した「赤報隊」事件の犯人を、30年に渡って取材し続けた記録である。

 樋田氏は当時、阪神支局にいたが、当日は体調が悪く、自宅で仕事をしていた。もし、支局にいたら小尻記者ではなく自分が撃たれていたかもしれない。そうしたやりきれない思いがいまも抜けないという。

 事件直後から、樋田氏を含め、この事件の犯人を追うための専従班が作られた。小尻記者の無念と、言論テロを許してはならないという思いを刻み込み、執念の取材を続ける姿には、朝日の記者魂を見せつけられた。

 犯人は、朝日に厳しい批判をしていた新右翼グループか、当時、朝日ジャーナルを中心に「霊感商法」などへの痛烈な批判を繰り広げていた宗教団体の中にいるに違いない。そこまでは絞り込んだ。

 だがどちらも、朝日新聞記者だと名乗ると敵意をむき出しにし、玄関払いされることもたびたび。

 右翼にシンパシーを持つ公安が捜査の邪魔をしたり、朝日の人間なんか殺されて当たり前だといい放つ教団の人間にも臆せず、一人ひとり追い詰めていく。

 その中で、教団の幹部からカネをもらっている編集委員がいることや、教団の広報の幹部たちと密かに会って「手打」と思われる会食をしていた、朝日の幹部たちのことも明らかになる。

 警察が9人に絞り込んだ新右翼の人間には、私がよく知る人物もいる。だが、犯人を絞り込めず、15年の公訴時効を迎えてしまうのである。

 だが、樋田氏は「自分の記者人生を賭けた使命」だと思い定めて、時効後も赤報隊を追い続けている。

 私は樋田氏に、これは朝日新聞を辞めなくては書けなかったですねというと、樋田氏は無言で頷いた。30年の執念と無念がぎっしり詰まった、いま読んでおくべき良質なノンフィクションである。

 積水ハウスという会社がある。ここでもお家騒動が起きたらしい。文春が報じている。

 社長、会長を20年もやった和田勇氏が、阿部俊則社長を退任させようとしたら、逆に辞めさせられてしまったそうだ。

 事の発端は、昨年6月に、同社が東京・五反田の元旅館の土地取引を巡り、63億円を「地面師」から詐取されてしまった。その責任を追及しようとした和田だったが、社長側の取締役たちが「責任を阿部に押し付けようとしている」と反逆して、和田の方が追い込まれ、辞任させられたというのである。

 住んでいる家から追い出され、車も部屋も取り上げられてしまった。

 OBによると、60億円といったら住戸一戸当たりの純利益を一例に考えると、3,000万円の家を2,000戸売ってやっと出る利益だという。

 そのことを考えれば決済を行った経営側が許される話ではなく、和田追い落としに回った役員の中には、この稟議に関わった者もいるという。

「要は和田さんに対し『自分たちが生き残るためにあなたが死んでください』と言っているようなもの」(OB)

 この騒動、お互いが責任をなすり合ったために起きたようだが、OBがいうように、和田が「自分も辞めるから社長も辞めよう」と喧嘩両成敗にすれば、ここまでこじれなかったのではないか。

 大杉漣の突然死に触発されて、文春と新潮が「突然死にならないために」という特集を組んでいる。

 大杉漣は60すぎても好きなサッカーをやり、腰痛はあったが、たばこは10年くらい前にやめていたそうだ。

 なくなる少し前の『大杉漣の漣ぽっ』(BSフジ)鎌倉編を見たが、寒空でも元気で、いつもの軽妙な語り口も同じだった。

 死因とされるのは急性心不全のようだが、その原因はいろいろあって、こうすれば防げるという「妙案」はないようだ。

 冠動脈に血栓が詰まって起きる心筋梗塞は、高脂血症、高血圧、糖尿病、喫煙習慣、歯周病が原因するといわれるそうだ。

 私は糖尿だが、血圧は上が130で、下が70だから、まあまあか。たばこは昔から吸わないが、大杉漣のように10年前に吸っていると、血管が細くなっているため、その後やめても元には戻らないそうだ。

 彼は、タクシーで病院へ連れて行かれたが、救急車のほうが適切に処置してくれる病院へ運んでくれるので、いいそうだ。

 急激な温度変化や、酒を飲むと脱水気味になるので、水分補給をして寝るようにする。

 もしや、と心配な人は、冠動脈CTを撮れば危険度がわかるそうだ。保険がきくから5,000円か1万円でできるというから、すぐに行くといい。

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