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“淫獣教師”が教え子女児9人の下半身にイタズラして逮捕「教卓の上に座らせ処女膜を破損」

教師による性的イタズラで処女膜を損傷した女児2名の診断書

 このところ中国では教師によるわいせつ事件が頻発している。つい先日も、小学校の校長が女子児童20人以上に性的なイタズラをしていたことが発覚し、その校長は逮捕されたばかり(参考記事)。

 事件は大きく報道されており、各学校では教師たちに改めて注意が喚起されているのではないかと思うのだが、こういった行為はもはや病気の一種で、どうにもやめられないのか、またしても教師によるわいせつ事件が発覚した。

 中国南東の内陸部にある江西省・上饒市の小学校で、50歳の男性教師が女子児童9名にわいせつ行為を行った容疑で逮捕されたのだ。

 被害にあった一人の女児の父親によると、今年に入ってから娘がしょっちゅう泣くようになり、下半身に痛みを訴えていたという。母親が娘の体を見たところ、下半身の外部が腫れており、炎症を起こしている可能性があったという。

 何があったのか娘を問いただしてみても、娘は何も話そうとはしない。ところが4月初めになって、数名の子どもたちとふざけていた中で、娘は自分の身に何があったのかを、ついに口にした。男性教師がその女児を教室で教卓の上に座らせると、下半身に手を伸ばし、撫で回していたというのだ。

 その話を聞いた同級生の保護者たちは、クラスの女児たちを病院の婦人科に連れていき検査を受けさせた。すると、9名の女児が性的イタズラの被害を受けており、そのうちの2名は処女膜を損傷していたという検査結果が出た。

 その教師はすぐさま逮捕され、学校の校長と副校長も行政処分を受けることになったという。

 中国語で学校の教師のことを「老師」(ラオシー)と呼ぶ。新卒の若い先生でも老師である(ちなみに中国語で妻のことは、若妻であっても「老婆」)。そのことからもわかるように、中国で「老」は尊称として使われることも多い。そんな教師のモラルが、中国では大きく崩れようとしている。
(文=佐久間賢三)

最終更新:2018/04/25 14:00
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