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週刊誌スクープ大賞

眞子さま&小室圭さんに固執する「週刊新潮」に名物編集長が疑問符「巻頭でやる必要があるのか」

 同じポスト。受刑者が出所した後、娑婆に出て困るのは就職先である。

 前科者として冷たい目で見られ、働くところもなく、また犯罪を起こして刑務所に舞い戻る人間も多い。

 そのために、刑務所は高齢化が進み、認知症にならないための対策にも力を入れているそうである。

 そこで、出所者の社会復帰を支援するための「刑務所専門の求人誌」が今春創刊されたというのだ。

 その名も「Chance!!」。全国の刑務所や少年院などに合計800部が配布された。求人の多くは中小、零細企業だが、中には社員400人を超える外食産業もあるという。

 給与体系も一般のものと同じで、中には月給60万円の職場もあるという。募集要項には、「採用できない罪状」というのがあり、殺人、強盗、強姦、覚せい剤などはNGだそうだ。

 この雑誌の創刊目的は、前科のある人間はなかなか就職が難しいので、それならば最初からオープンにしてしまおうというものだ。

 福利厚生の充実ぶりをアピールしている拓実建設の柿島拓也社長は、「うちにいるメンバーも最初苦労しますが、仕事にやりがいを感じてくれば、人並み以上に頑張ってくれる面もあります」と話している。

 こういう取り組みがますます広がることを期待したい。どうかね人材派遣大手のパソナも、こういう人たちへ手を差し伸べては。

 ガンバれ! 二度と刑務所などへ戻らぬように前科者諸君!

 さて、ようやく柳瀬唯夫元秘書官(現経済産業審議官)が衆院・参院予算委員会に参考人として招致された。

 だが予想されたことだが、疑惑は疑惑のまま残った。柳瀬は、加計学園の獣医学部新設をめぐり学園側と3回会ったことは認めたが、「首相案件」といったことはなく、会ったことを安倍には伝えていないといい張った。

 野党側も、首相秘書官がそのことを安倍に伝えていないなどとは考えられない、そもそも秘書官とはなどと、一般論でしか攻めきれず、柳瀬から今治市に首相案件といったという証言は引き出せなかった。

 だが文春では、官邸関係者が「そもそも事務の秘書官が業者に会うことなどありえない。普通ならアポも入らない。加計側と秘書官が面会していることになれば、公正中立な行政に疑いも出てくるのは当然として、これまで、官邸側は『我々は獣医学部は加計という認識ではなく、愛媛県・今治市という認識だった』と説明してきました。それとの整合性がとれなくなるのです」と話している。

 さらに、愛媛県の面会文書にある、「本件は、首相案件となっており、内閣府藤原次長の公式のヒアリングを受けるという形で進めていただきたい」などとの整合性が問題になるはずだ。

 まだまだ嘘で固めた安倍官邸のいい訳の齟齬がそこここに出てきているが、安倍官邸は文春によると、「今国会の柱と位置づける働き方改革関連法案は強行採決でも成立させ、会期延長はせずに国会を閉じ、自民党総裁選に備える方針」(政治部記者)だという。

 悪辣さではTOKIOの山口達也以上だ。

 先週聞いた話だが、中野を地盤としている自民党議員が、選挙のためのパーティを開くそうだが、彼は安倍首相ときわめて親しい。

 その彼が、私の友人に、「安倍は本気だ。選挙は近い」と話した。国会の終わるタイミングで、前回のように、突然解散・総選挙を仕掛けてくる可能性はかなり高そうだ。

 だが、そうなれば、国民が「安倍政治にNO!」ということができる。目にもの見せてやろうじゃないか。

 新潮に、東京の湾岸エリアにニョキニョキ建っているタワーマンションのことが出ている。

 もともとタワマンは、狭い土地に多くの居住者を押し込め、間取りが同じだから、材料費も安くなる、ディベロッパーが儲かる建物なのである。

 もっとも古いタワマンは、さいたま市に1976年に竣工した21階建て463戸の与野ハウスだそうだ。

 だが当然ながら、建物も古くなり、大規模な修繕が必要になる。築12年から15年で1回目の修繕。築24年が2回目、36年が3回目の修繕の目安。古くなるごとに修繕費が値上がりしていくが、それに見合う修繕引当金を住民に割り当てているところは少ないという。

 また、修繕費を負担するためには、住民の合意が必要だが、これがなかなかまとまらない。

 そこへいくと、私の家は築50年を過ぎたボロ家で、都心とは思えないほど木が生い繁っているが、人様の家に迷惑をかけなければ、このまま住み続けられる。

 熊谷守一の住んでいた家は池袋の近くで、鬱蒼としていた庭を一日中眺めていて、熊谷は飽くことがなかったというが、私も同じである。

 雨が降るのを眺め、雑草の間から覗く青空を見上げ、色とりどりに咲く草花を眺めていると、カネも名誉も女もいらないと思えてくる

 もっとも、すべて持っていないから単なる強がりではあるが。

 現代では、実名リスト付きで、高級マンションが投げ売りや暴落していると報じている。

 まだマンションは、東京オリンピックまでは大丈夫だといわれてきたが、そうではないようだ。

 それも2億、3億という、投資目的で買われた億ションが、次々に売り出され、その多くが購入したと同じ価格か、それを下回っているのだ。

 もう少しすれば、大幅な値引き合戦になるというのだが、どちらにしても、私のような下流老人には縁がないがね。

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