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現/前・朝ドラヒロインの永野芽郁と葵わかな “視聴者評”で大差がついたワケとは?

NHK『半分、青い。』公式インスタグラム(@nhk_hanbunaoi)より

 オリコンが「2018年上半期ブレイク女優ランキング」を発表。1位に輝いたのは、現在放送中のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロインを務める永野芽郁だった。一方、3月で終了した朝ドラ『わろてんか』のヒロイン・葵わかなは5位で、2人の間には大きな差ができてしまった。

 同ランキングは、全国の10代から50代のオリコンモニター1,000名にアンケート調査を行ったもの。1位、5位以外のトップ10は、2位=川栄李奈、3位=広瀬アリス、4位=杉咲花、6位=浜辺美波、7位=橋本環奈、8位=今田美桜、9位=高橋メアリージュン、10位=中条あやみという顔ぶれだった。

 首位に立った永野が主演する『半分、青い。』は、まだスタートして3カ月。先にヒロインを務めた葵の『わろてんか』は、全話平均視聴率20.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で大台を突破。葵は4月期には高視聴率ドラマ『ブラックペアン』(TBS系/嵐・二宮和也主演)でヒロインに起用され、頻繁にCMにも登場しているだけに、現時点におけるお茶の間での認知度は、永野より葵の方が上と思われたが、ランキングの結果はまるで逆となった。それでは“視聴者評”で、この2人に大差がついてしまったのは、なぜだろうか?

「確かに葵も、それなりの経験を積んで朝ドラヒロインに選ばれ、無難に役をこなしました。ただ、ちょっと地味めで、『わろてんか』に脇役で出演したアリスより、ランキングは下になってしまいました。その点、視聴者が目を見張っているのが、永野の圧倒的な演技力でしょうね。彼女はまだ高校を卒業したばかりの18歳ですが、その抜きんでた演技力は、1歳年上の葵を完全に凌駕してしまいました。永野は2009年に子役で女優デビューしていますが、NHK大河ドラマ『八重の桜』(13年)、『真田丸』(16年)に出演したり、鈴木亮平主演映画『俺物語!!』(15年)でヒロインを務めたりで、場数を踏んできました。昨年は映画『ひるなかの流星』で主演したほか、『PARKS パークス』『帝一の國』『ピーチガール』『ミックス。』といった話題作に、いずれも重要な役どころで出演し、着実にキャリアを積んできました。ドラマでは、深夜帯ながら、テレビ東京系『こえ恋』(16年)で主演し、『僕たちがやりました』(フジテレビ系/17年)ではヒロインに起用されるなど、朝ドラの撮影に入るまでに、十分なステップアップを図れたことが大きいでしょうね。それに朝ドラの主たる視聴者は主婦層。葵のような“美人顔”より、どこにでもいそうな普通っぽいルックスの永野の方が、同性に支持されやすいという側面もあると思います」(テレビ誌関係者)

『半分、青い。』は、まだまだ3カ月近く放送が残っているが、すでに視聴者のハートをガッチリつかんでいるだけに、朝ドラ後の永野には期待大。近年の朝ドラヒロインでは“出世頭”となった波瑠のように、“大化け”する可能性は高そうだ。

(文=田中七男)

最終更新:2018/07/11 06:00
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