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川栄李奈が“引っ張りだこ”の裏事情……重宝されるのは「代表作らしい代表作がないから」だった!?

川栄李奈 公式インスタグラム(@rina_kawaei.official)より

 今年だけで出演映画が5作公開され、ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)にも出演。auの三太郎シリーズのCMでの織姫役も好評な川栄李奈。最近の仕事ぶりを見れば、まさに売れっ子そのものだが、必ずしも順調というわけではないようだ。

「出演作はとにかく多いのですが、いわゆる“代表作”と呼ぶべきものがないんです。大きな作品での主演はまだなく、脇役が多いのが現状。そろそろ代表作となるような主演作が欲しいところですが、もうちょっと時間がかかりそうですね」(映画関係者)

 そんな川栄だが、10月には初主演映画『恋のしずく』が公開される。

「日本酒をテーマとした青春映画で、川栄は主人公の農大生を演じます。大杉漣さんの遺作としても話題ですが、昨年7月に撮影クルーが乗った自動車が広島の国道で事故を起こしたり、出演していた俳優の青木玄徳が4月に強制わいせつ容疑で逮捕され、代役を立てたりなど、何かとトラブルがあった作品でもあります。少々ついていない印象ですね」(同)

 しかし、川栄の現場での評判は悪くない。

「確かに売れっ子ではあるものの、現場では3番手、4番手ということも少なくない。それでも本人は作品に真剣に取り組んでいるし、制作サイドの要望にもしっかり応えてくれる。すごく仕事がやりやすいと、現場からの信頼も厚いんですよ。あの感じであれば、“また使いたい”と思うスタッフも多いと思いますね」(テレビ局関係者)

 かなり重宝されている様子の川栄だが、それは今の“微妙”な立場だからだという声も聞こえてくる。

「主演クラスではないから、スタッフとしても、いろいろな要望ができるという側面もあるわけです。これがもし主演クラスの女優であれば、制作が決まった段階で方向性は固まってしまい、現場であれこれお願いすることも難しくなる。3番手、4番手の役者さんは、良くも悪くも融通が利きやすい人が多いんです。川栄さんは、今の若手女優の中では、おそらく最も融通が利く女優という立ち位置なのかもしれませんね」(同)

 もちろん川栄本人としてはいち早く主演級の女優にのし上がりたいはずだが、現場としては今のままでいてくれたほうが助かるといったところだろうか。重宝されすぎるがゆえに、損をしてしまうようなことにならなければいいが……。

最終更新:2018/08/07 10:00
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