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石原さとみ主演『高嶺の花』視聴率低迷の救世主は“大股開き写真流出”の香里奈?

香里奈

“数字が取れる女優”として定評があった石原さとみが主演する連続ドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)が苦戦を強いられているが、てこ入れ策で、あの香里奈が起用されることがわかった。

 同ドラマは、名門華道家「月島流」家元の令嬢・月島もも(石原)と、小さな自転車屋の店主・風間直人(峯田和伸)との“格差恋愛”を描いた作品。香里奈の登場は22日オンエアの第7話からで、区立図書館で直人と同じ本を手に取ろうとした地味なメガネ女子の看護師・新庄千秋役を演じる。

 千秋は直人のピンチをひょんなことから助けて、距離を縮めていくが、隠された一面を持っているという役どころで、後半のキーパーソンとなる人物だという。

『高嶺の花』は初回11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で好スタートを切ったものの、以後、8~9%と低調。2ケタを取るのが当たり前だったはずの石原主演ドラマとしては、予想外の低視聴率に苦しんでいる。

 劇中では、石原と“ブサメン”峯田がラブシーンを連発し、「キモくて見たくない!」といった声も多々聞かれる。そんな中、現状を打破する必要があるが、白羽の矢が立ったのが香里奈というわけだ。

 改めて説明するまでもないが、香里奈は2014年3月、写真週刊誌に“大股開き”で寝ている写真が流出。それによるイメージダウンは著しく、一時女優としての活動休止を余儀なくされた。騒動から1年半の月日をへて、15年10月期にTBS系の連ドラ『結婚式の前日に』で主演を務めたが、平均視聴率は5.6%と惨敗。17年1月期には、『嫌われる勇気』(フジテレビ系)で主演に起用されたが、これまた平均6.5%と爆死。大股開き写真流出によるイメージダウンを払拭するには至っていない。

 その後、同10月に前後編で放送された深夜ドラマ『アイ~私と彼女と人工知能~』(同)で主演を務め、本格コメディーに初挑戦したが、それ以降、ドラマ、映画のオファーは一切なく、『高嶺の花』は約10カ月ぶりのドラマ出演となる。

「騒動前も騒動後も、香里奈は主演、ヒロイン、2番手にこだわってきましたが、脇役での連ドラ出演は久しぶりになります。やっと自身の置かれている立場が理解できたのでしょう。大股開き写真流出によるイメージダウンは根強く、香里奈が出ることで見なくなる人が出てくるかもしれません。しかし、その一方で、香里奈を見たい視聴者が一定数いるのも事実なんです。大方、『香里奈じゃてこ入れにならない!』と思われてしまいそうですが、案外“救世主”になるかもしれませんよ」(テレビ誌関係者)

 香里奈といえば、2月に8年ぶりの写真集『G香里奈』(ギャンビット)を発売したが、売り上げはサッパリ。そのうえ、露出度が低かったことで、かなりの不評だった。女優としてのオファーがほとんどなくなった中で、写真集も爆死とあっては、まさに四面楚歌状態。久々の脇役挑戦で、存在感を発揮できれば、新たなポジションを獲得できると思われるのだが……。
(文=田中七男)

最終更新:2018/08/16 17:00
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