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渡辺麻友が“爆死女王”の本領発揮! 主演ドラマ『いつかこの雨がやむ日まで』が1%台の大惨敗

『いつかこの雨がやむ日まで』公式インスタグラム(@dodra_tokaitv)より

 昨年12月いっぱいでAKB48を卒業した渡辺麻友が主演する連続ドラマ『いつかこの雨がやむ日まで』(フジテレビ系)の第4話が25日に放送され、視聴率は1.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、よもやの1%台を記録してしまった。

 初回から2.9%と厳しいスタートで、第2話2.5%、第3話2.4%と右肩下がりで、第4話にして、1%台まで落ちてしまった。いくら深夜帯とはいえ、午後11時台で1%台は深刻な数字。このままでは、まさに禁断といえる0%台まで転落しかねない状況となってきた。

 同ドラマは、ミュージカル女優を夢見る一人の少女・森村ひかり(渡辺)が、親しくしていた女優が殺害される事件が発生。その女優の恋人で、ひかりの兄・國彦(桐山漣)が犯人として逮捕され、人生が一変。“殺人犯の妹”となってしまったひかりは、逃げるように故郷を去り、名字も母方の姓・北園に変え、暗い生活を送る。それでも、キャバクラ嬢として生活を支えながら、「劇団ウミヘビ」に所属し、ミュージカル女優になることを夢見ていた。事件から15年後、出所した兄は無実を主張。かつて、兄を逮捕に至らしめた男・谷川和也(堀井新太)と再会し、またも運命を翻弄されていく……というストーリー。

 ひかりと幼なじみだった和也は、15年ぶりの再会で、徐々に心を通わせ、恋心を抱くようになる。しかし、和也には、恋人・沙耶(筧美和子)の存在があった。和也は父が経営する料亭「たにがわ」の板前として働いているが、店は経営危機に直面。沙耶は「たにがわ」のメインバンクの役員の令嬢で、2人に嫉妬し、三角関係へと進む展開となっている。

「ストーリー的には悪くはありませんし、キャストもNHK大河ドラマ『西郷どん』に出演中の堀井をはじめ、桐山、斉藤由貴、吹越満、筧らが出ており、深夜ドラマとしては、なかなか豪華です。しかし、渡辺は主演としての華に欠ける印象が拭えません。脚本自体、明るいものではありませんので、地味なイメージのドラマで視聴率に結びつきづらいのではないでしょうか?」(テレビ誌関係者)

 渡辺はプライム帯で初主演となった、2015年4月期の『戦う!書店ガール』(フジテレビ系)が平均4.8%と壮絶爆死を遂げた過去がある。

 その後、秋元康氏がプロデュースした連ドラ『サヨナラ、えなりくん』(テレビ朝日系/17年5月~7月)で主演したことがあったが、AKB系以外の本格的なドラマ主演は、『書店ガール』以来、3年ぶり。ここまでの流れから、今回のドラマも、厳しい視聴率に終わりそうな気配で、“爆死女王”の称号を返上することはできそうにない。今後も女優を続けるなら、脇役から出直した方がよさそうな気もするが……。
(文=田中七男)

最終更新:2018/09/02 14:00
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