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日本もこれくらいサービスあればいいのに……「10月から国外でもチャージ可能」台湾旅行の必需品「悠遊カード」がいいよ

※イメージ画像

 近くて気軽に旅行できる海外として人気の高い台湾。何しろ日本語を話せる人が多いし漢字文化圏なので韓国よりも初心者は迷わない。それに、あちこちにファミリーマートやセブン-イレブンなど日本のチェーンもいっぱい。一種、国内旅行の安心感で、楽しめる海外である。

 そんな台湾旅行の時に、誰もが必ず買う物といえば「悠遊カード(ヨウヨウカー・イージーカード)」だ。SuicaやPASMOと同じ交通系ICカードとして、もっとも普及しているものである。

 もともとは、台北を中心とした地域限定カードだったのだが、近年では台湾全土に利用できる地域が広がっている。

 そんなカードが、10月からさらに使いやすくなる。外国人向けに旅行者が自分の国で発行されたクレジットカードでチャージできるようになったのである。

 台湾ではクレジットカード一体型のものもあるが、外国人が利用する場合には駅やコンビニなどでチャージする必要があった。その手間が省けることで、何度も台湾を訪れている人は、前回の訪問時に購入した悠遊カードを、次の訪問時にチャージしてから入国することもできるわけだ。

 実に、この悠遊カードは日本のものよりも格段に便利である。まず何よりもデザインが日本よりも自由すぎる。日本でも各種のデザインをプリントした交通系ICカードはある。でも、台湾の場合、もはやカードの形すらしていないものも。キャラクターの形をしたキーホルダータイプがあるかと思えば、腕時計と一体化しているものもある。要は、ICチップが読み取れるならば、なんでも構わないというわけだ。

 そして、悠遊カードを使うとオトクなサービスもたくさん。専用のスマホアプリをインストールしておくと各種のキャンペーンを教えてくれるのだが、ファミマのおにぎりが二割引きとか、ケンタッキーなどで特別価格。さらに、各種イベントの入場料の割引きサービスなども。とにかく日本よりも格段に利用した場合の特典が充実している。

 なので、小銭が貯まったらチャージしておけば、コンビニで使えて、より便利に。

 そして、メインの地下鉄やバスも現金より格段に安くなるというのである。

 先日、久しぶりに台湾を訪問した筆者だが、日本の交通系ICカードに比べて、そのオトク感に感涙した。日本でもチャージしやすくなったことで、また台湾に行きたくなってくる。

 なお前述の通り、デザインがやたらと多いのが悠遊カードの特徴。デザインを選びたいなら、台北駅の地下一階にある鉄道グッズショップ「台北捷運商品館」がオススメ。台北駅の地下は複雑怪奇だが「M3出口の近く」と覚えておけば迷わない……多分。
(文=昼間たかし)

最終更新:2018/09/08 21:00
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