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浅草キッド・水道橋博士“活動休止”の裏事情「たけしの独立騒動に利用され……」

浅草キッド・水道橋博士

 たけし軍団のお笑いコンビ「浅草キッド」の水道橋博士が、体調不良により活動を休止していたことがわかったが、その背景には、やはり師匠・ビートたけしの独立騒動の影響があるという。

「博士は、たけしが愛人Fと暮らす等々力邸に頻繁に出入りしていたんですが、2カ月くらい前から、それがパタッとなくなった。その頃から精神的に不安定になったようで、“Fとの関係に悩んでいたのではないか”と言われています」(親しいバラエティ番組関係者)

 騒動をおさらいしておくと、今年3月、たけしが所属していた「オフィス北野」から突如、独立。この時、弟子のたけし軍団が「オフィス北野」の森昌行社長の経営責任を追及したうえ、謝罪を求める声明文を発表し、芸能界を揺るがす大騒動となった。

「騒動の本質は、たけしに独立をそそのかして新事務所『T.Nゴン』の役員に収まった愛人Fと、オフィス北野との対立だったんですが、たけしは愛人問題を隠蔽しようと、軍団をけしかけたんです」(元オフィス北野社員)

 とりわけ水道橋博士は、騒動のさなか、前面に立ってメディア対応に務めていたが、たけしは、軍団の中でメールマガジンや雑誌の連載を持つ博士を“広報係”として利用するため、いかに自分が事務所から搾取されているか、森社長をはじめとした役員が法外な報酬を得ているかを吹き込んだという。

「お笑いの世界は、師匠がクロと言えばクロ。博士も、『師匠のためなら、やるしかない』とこぼしていましたよ。Fの悪評を聞いたガダルカナル・タカは、たけしに具申したところ、逆に激怒され、Fから嫌われながらも、隠蔽に加担した。他の軍団メンバーも同じですよ」(お笑い関係者)

 しかし、声明文で悪者扱いされた森社長が、「週刊新潮」(新潮社)誌上で反論。事実関係をことごとく否定されて軍団の正当性が崩れたこともあり、結局、話し合いによる和解に至った。

「“広報”として活躍した博士を、たけしは2日に1回のペースで等々力邸に呼び、博士も殿が寂しがっていると思って出かけていました。ところが、愛人から本妻との離婚を迫られたたけしは、博士を通じて、息子のAに『離婚するよう母親を説得しろ』など、無理難題を吹っかけたんです。息子が説得に応じないとわかると、今度はFがその矛先を博士に向けたそうで、博士も徐々に等々力邸に行かなくなったんです」(前出のバラエティ関係者)

 一方、騒動をうやむやに収束させたオフィス北野は、早ければ今月末にも森社長が退社。新社長には軍団のつまみ枝豆が就任する。

「自分のことさえ売れなかった芸人が、事務所の社長になる。博士にとっては、お先真っ暗でしょう。Fとの関係や新事務所への不安がストレスになって、精神的に不安定になったようです」(前出のお笑い関係者)

 実際、事務所も博士の体調不良は「過労、蓄積疲労によるもの」としており、復帰のめども立っていないという。さらに、相方の玉袋筋太郎の退社意向が報じられ、事務所に残留する博士との解散危機まで浮上した。

「たけしは、思い込みが激しい博士の性格を知りながら、独立騒動の本質隠しに利用した。それで休養を余儀なくされ、コンビ存続の危機にまで発展してるんだから、たけしの責任は重いですよ」(前出の元オフィス北野社員)

 いまだに尾を引いている、たけしの独立騒動。新しく生まれ変わるオフィス北野や、浅草キッドのコンビの行方など、まだまだ目が離せそうにない。

最終更新:2018/11/19 08:00
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