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痛そう…

電子タバコのバッテリーが突然爆発! 下半身の皮膚がただれ、モルヒネが手放せない体に……

大ヤケドを負ったウィルソンさんの下半身

 一時は入手困難だったが、いまや日本でもすっかりおなじみとなった電子タバコ。喫煙所でも、普通のタバコではなく、電子タバコをふかしている人のほうが多いこともある。

 電子という名前が付くだけに、当然のことながら喫煙にはバッテリーが必要となるが、時に携帯電話のバッテリーが爆発したり燃え上がったりすることがあるように、海外では電子たばこのバッテリーが爆発する事故が多発しているという。

 11月9日、イギリスのリバプール近郊に住むダレン・ウィルソン(37)さんは、ズボンのポケットに入れていた電子タバコのバッテリーが突然爆発し、あわや睾丸を吹き飛ばされるところだったという。

履いていた半ズボンも燃えた

 バッテリーから漏れ出した酸により下半身の皮膚はただれ、その痛みでトイレやシャワーに行くにもモルヒネが必要になるほどの重傷を負った。そのため、皮膚移植を受ける必要に迫られているという。

 爆発時の様子を、ウィルソンさんはこのように話す

「部屋の壁紙を、自分で張り替えていた時でした。すると、どこからか焦げ臭いにおいが漂ってきたため、誰かが花火でも玄関に投げ入れたのかと思ったんですが、においの元は、自分がズボンのポケットに入れていた電子タバコでした。爆竹のように火花が散っていて、煙も出ていたんです。慌ててズボンを脱ごうとしたけれど、間に合わなくて……。バッテリーに使用されている強い酸性の液体が漏れており、左脚と陰嚢にひどいやけどを負ってしまいました」

 爆発時、電子タバコはバッテリーに接続されておらず、またスイッチも入っていなかった。地元消防署の話によると、充電中に電子タバコから出火したという通報はこれまでにに何件か寄せられているという。

 電子タバコの愛好者は、くれぐれもご注意を。

最終更新:2018/11/22 18:00
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