新しい地図が紅白歌合戦に出演！ジャニーズが共演で大混乱

　初の無観客開催と司会者が正式に発表された紅白歌合戦。総合司会は内村光良、白組は大泉洋、紅組は二階堂ふみが司会を務めるという、正直パッしない布陣となった。

「今回の紅白は異例づくしになるので、安定して司会ができる内村が再度抜擢された。大泉洋もアドリブが効く俳優なので、基本は内村と大泉で番組を回していく構成のようです」（民放関係者談）

　司会陣はサプライズもなくいまいちだが、出場歌手に関してはコロナ禍を逆手に取って豪華にする予定のようだ。

「いままで出場していなかったり、オファーが難しい大物もコロナで元気がない日本のためにと打診をすることで半ば強引に出場させようとしている。今回オファーを断ってしまうと、その情報が週刊誌などで報じられた場合にマイナスイメージになる可能性もありますからね。NHKとしては、今までになく豪華なメンバーを集めやすい状況になっています」（民放関係者談）

　そこで気になるのが、その大物たちは誰なのかということだ。

「松任谷由実、サザンオールスターズ、長渕剛などは内定しているという。ただ、サザンの桑田佳祐と長渕剛が犬猿の仲なので、どちらもリモートでの出演になるそうです。また、休暇を取ることを最優先という理由でこれまで紅白を断ってきたB’zもこのご時世で出場しないわけには行かなくなっているようです」（民放関係者談）

　さらに、とんでもない企画も計画されているという。

「紅白が目玉に考えているのは、民放の番組でも軒並み高視聴率を記録している志村けんさん関連の企画です。残っているドリフターズのメンバーが出演をし、志村さんといかりや長介さんの過去の映像と組み合わせるなどしてバーチャルにドリフの再結成を企画しているようです」（民放関係者談）

　また、今年もジャニーズグループの出場は５組程度を予定しているようだが、一悶着が起きそうだという。

「NHKサイドは元SMAPの新しい地図を紅白に出場させる方向で話を進めている。そこで問題となるのが、ジャニーズグループと共演になってしまうことです。ジャニーズサイドとしては、公正取引委員会の目もあるので表立って３人の出演に対して圧力をかけられないようですが、苦々しく思っている。画面上で一緒に映らない演出を望んでいるようですが、今年は嵐のラストイヤーでもあり最後の５人の姿を見られるのが紅白になる予定なので随所にメンバーが出演することが予想される。上手く調整ができるのかと話題になっています」（民放関係者談）

　例年になく注目が集まる紅白歌合戦となりそうだ。

小林真一（フリーライター）

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち